女の子
あなたに愛が
届けば良いと
描き始めました
少しだけギターを弾いて
コーヒーは飲まない
秋の風の移る
青梅街道を歩く
どうしても
私の愛が
歪なウタ
強く儚いものを聴いて
林檎さんを見た
友達みたいに笑って
友達みたいに騒いで
嫌われることはいとわない
そんな気持ちになる時を
大切にして
わかってあげて
一瞬だけ
光る
その光を愛に変えられずに
メロディでごまかす
少しだけギターを弾いて
コーヒーは飲まない
身体が温まっても
上手に歌えるとは
限らないよね
コメント
しまっておいた宝石のかけらが震えたようなあたたかな痛み。
ギターの音色で、切ない愛の輪郭を描いているような、イメージが湧きました。
女の子の繊細なかわいらしさやしっかりしたところなどが出ていてすてき。
個人的には、ギターを弾く女の子ってかっこいいと思う。
あと、Coccoしゃんも林檎しゃんも大好きで昔のだけどCD何枚も持ってます。
「そんな気持ちになる時を
大切にして
わかってあげて
一瞬だけ
光る」
ここ、すごい好きです。
かざらないものを、かぎりないものを、あたためて歌いましょう、とどかないものを歌いましょう、それはのどのおく、それは言葉のおく、しまっておけない真珠のように。
なんだか大学生ぐらいの男女の、友だち以上恋人未満のような、微妙な関係が連想されて心地よいです。そういうのって、そういう年代でしか体験できないもの。Coccoの「強く儚いものたち」は1997年の名曲なので、今から25年ぐらい前。日本にはまだまだ活気があったけど少し翳りが見えてきたころでしょうか。そんなころの雰囲気が感じられます、
@たちばなまこと
たちばなさん、ありがとうございます
嬉しいわあ
そうです、この詩はあの頃の気持ちが伝わればと思いました
僕は冒険をしていたし
女の子達は、構わず遊んでいた
@渡 ひろこ
渡さん、ありがとうございます
何という読解力
そうなんです
この詩のポイントはギターなんです
言葉や、詩や生活の足りない部分を埋めるために
俺はギターを弾いていたし
全ての感性豊かな女の子達の若さには
そうであってほしい
@こしごえ
しごえさん、ありがとうございます
そうっすよねえ
コッコっすよねえ
そして、この詩が女の子視点なのをしっかり理解してくれて嬉しいです
盲目の女の子なのです
@あぶくも
あぶくもさん、ありがとうございます
受け入れられることと受け入れられないこと
その間にひかる
曖昧な感情が、思春期の仲間であり
それは雄々しい感情なのだけれど
この詩は女の子の詩なのです
@坂本達雄
坂本さん、ありがとうございます
たしかにしまっておけない
その真珠をカフェインや音楽で誤魔化さず、自分の感性で伝えたいです
@たかぼ
たかぼさん、ありがとうございます
コッコの歌は強烈で
俺が30になるくらいまで影響されました
その雰囲気を感じてもらえたならば本望です
愛を伝えることは、今でもやっています
若い頃、下手くそなギターで自作の歌を歌っていた時のことを、ふと思い出しました。…那津さんの、アコギでの弾き語り、久し振りに聴いてみたいです。
@長谷川 忍
長谷川さん、ありがとうございます
ギターを弾いて歌うことは
とても気持ちの良いことでした
いつか、聞いてください
コメント失礼いたします。
この詩から、ひとり路上でギターをかきむしっていた女の子のことを思い出しました。
無関心におしつぶされながらも、懸命にウタう姿が、とても印象的だったのを覚えています。
ぼくがその子に送ったものを、
ここでも送らせてください
good!
@ぺけねこ
ぺけねこさん
ありがとうございます!
女の子達に、goodです