約束
約束を、したよね。ずっと、友達だって。ぼくは、いみが判らなかったんだ。だって、きみとぼくは、おとこのこと、おんなのこだったから。なんでも、いってって、いったよね。守れない約束は、しない方がいいと思うけど、ぼくは、きみと約束をしたことを、覚えてるんだ。ぼくに、覚えられて、嬉しいですか? ぼくは、ぼくに覚えられて嬉しいって思う人がいたら、その記憶って、大事だなぁって、思う。ぼくは、いつも外側から世界をみているみたい。きっと、世の中を支配してる人も、こういう風に世の中を、捉えてるんだろうって、ぼくは思う。もし、いつか道でマスクしてるきみをみたとき
「なんか、変態仮面みたいだなぁ」
っていったら、きみはあの頃みたいに、笑ってくれるかなぁ。これは、アキからフユへのラブレター。きみは多分、ぼくが孤独でいた方がいいって、気づいてしまったんだね。ぼくの人生は、ずっと、幼稚園の砂場の上で、遊んでいるようなものでした。携帯で撮られると、人は怒るけど、きみがどういう人間で、どういう内容だったかを、紙の上に書いたら、きみは怒るかい? 時々、人の心の中が、見えてしまう。みないようにしなきゃって、思うと、人と関わることが、難しくなってしまうんだ。約束は守ったよ。だって、ぼくは出会った人すべてのことを、大体は覚えてる。その人たちは、ぼくにとって、心の中では、大切な友達で、きみも、そんなぼくが好きだったからさ。
コメント