たずねびと

季節だけが

変わらず僕を訪れる

それだけを

変わらず僕は信じる

投稿者

千葉県

コメント

  1. それだけを ということの切実さを感じます。でも、変わらず僕は信じるんですね。題と本文の4行以外の他のことはそぎ落とした詩行だからこそこの詩の信じる力を強く感じます。

  2. 行間に様々な情景が浮かんできます。
    読んでから再びタイトルに戻ると
    無常観に似たやるせなさが残りました。

  3. @こしごえ
    さん、ありがとうございます。
    とても古い作品に今回タイトルをつけて発表したくなり、この投稿となりました。年月を経たタイトルと内容のコラボが、より読者のイメージを喚起する何かになれていれば幸いです。

  4. @nonya
    さん、ありがとうございます。
    行間や余白だらけの短い詩シリーズは、独りよがりかも知れませんが、自分が書いたものだとしても、そこに切り出された世界の幾重にも異なる読まれ方がありえて、作者としても読者としてもそういう時間が好きだなぁと思います。

  5. 訪れては去ってゆく季節の、それぞれの佇まいを感じます。
    なんとなくさらさらしています。

  6. 内と外の呼吸

  7. @たちばなまこと
    冬の急激な気圧低下のせいで、せつなさが募って持っていかれてしまったのかも知れません…確かに、さらさらしてる、かも知れない。

  8. @timoleon
    冷たい朝の空気を深呼吸で始めたくなりました。細胞まで酸素を取り込むのが良さそうです。

  9. 結構、生きたんですが
    いまだに冬にも夏にも慣れないのです

    でも、また会えて少し嬉しい時もあります

  10. @那津na2
    我慢の足りない人生を送って来ました。(人間失格風)
    那津さんのコメント見て「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がなぜだか何だか違った意味に聞こえてきました。

  11. 社会も人間関係も様々に変容していく中で、変わらぬ佇まいで訪れてくれる季節。四季の巡りだけは裏切らず、寄り添ってくれますね。
    短いセンテンスの中に、真理があると思います。

  12. @渡 ひろこ
    さん、ありがとうございます。
    地球環境がどうにかなっていく中で、この真理と思しき季節の巡りすら損なわれてしまうのではないかという危惧に心が苦しくなる時もありますね。

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