ぼんやりと浮かぶ
夜の道しるべ

ほのかに夜の香りを
ふわりと夜の風情を
そっと心へ魅せる

暗闇に隠れることもある
光る小さな光を引き連れることもある
姿を少しずつ消していくこともある

儚げな光を
温かな光を
懐かしい光を
その身にまとい

濃紺の空に
ひとつ

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