黄色の瞳の君

君は全く無邪気で気ままだ

ある日は突然「出かけてくる」とも言わずに外へ遊びに行って
まるで、お土産と言わんばかりに泥だらけになってきた
しかも誇らしげで鼻高々なのが憎たらしく愛らしい

僕はいつものごとく湿ったタオルでわっしわっしと拭いてやる
するといつも君はうれしげににやにやする
まったくわからないよ、君は

朝から晩まで寝ているときもある
僕が暇になって遊ぼうとしても君がすやすやと寝息を立てて寝ているもんだから
そっとしてあげようとその場を離れようとすると
いつの間にか足もとにいて目を輝かせている
それはもう宝石みたいにキラキラさせて
「遊んでくれるの? ねえ、遊んでくれるの?」と
目で訴えかけてくる
しょうがないな、と口に出しながらも、僕は結構乗り気だったりする

そのあとすぐに君は飽きて寝てしまうんだけどね
ちょっと悲しいぞ、僕は

ただそんな君も時々は寂しそうな不安そうな顔をする

何考えてるのかな、と僕が顔を覗き込めば
びっくりしたように嫌々と顔をそむけてそっぽへ
「あんたには関係ないよ」だとさ
そういう時にちょっかいかけるとたいてい君は怒る
激怒ではないけど、面倒くさそうにあしらう

そのあとの僕のショックを知らないだろう、君は
結構落ち込むのだぞ、あれ
しかも再び会えば、いつも通りの君で
けろっとしてらっしゃる
振り回され続けている気がする
いや、振り回されているに違いない、うん

そんな風に僕は振り回され続けているけど
いやな気は全くしない
それが君だと思っているし、楽しいし
だから、今後もよくやっていきたい
多少は君にも配慮というものを学んでほしいが
叶わぬ願いだから、期待しないでおこう

それでは、これからもよろしくね

僕の愛らしい君へ

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