大道すたれて仁義あり

大道すたれて仁義あり

私の左手の
薬指には刺青(しせい)が、
中指には銀製でシンプルな指輪が、
親指にはターコイズフェザーシルバーリングが、
ある。
これらのものはファッションとしてではなく、
これらのものは私にとってお守りなのである。
私は、こころの弱い人間だ
なのでこれらのお守りを身につけている。
何事もバランスが大事ということは
言われなくてもそう思うが、
バランス感覚の良くない私は、
いつも自信などを失っている。ええ

しかし、自信が無いということは、
ある意味相手に失礼をしていることになる。
とはいえ、さまざまな存在に私は
救われている。ありがたいことです。
なので、無理に自信を持つ必要は
無いだろう。
自信が無いことで、
いろいろなことに気を付けようと思うことが
出来るのではなかろうか。

それもそうだし、自分が、
きちんとしていれば
お守りを身につけなくても良いのだった。
これを他の言い方で逆に言えば、
廊下を走る者が跡を絶たないから
「廊下を走るな!」ということを
言わなければならなくなる ということね。でもさ
思い詰めたりしないで、出来るだけ
人生をゲームのように、
楽しんだり味わったりしたいなあ
気楽に 気楽にぼちぼち行こう うん

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コメント

  1. ※「大道すたれて仁義あり」とは、老子の言葉です。
    ※詩「私の手」の私の手にあった指輪を右手からは全て外しました。右手の人差し指にあったのを今は左手の中指にしています。

  2. 詩「私の手」→ https://poet.jp/photo/1134/

  3. すごいですね
    指輪がしっかりと手に馴染んでいて
    共に生きてきた証でしょう
    刺青には、思いがあるのでしょう
    当時の
    そして今、今は、今の思いが

    楽しむしかねえ!

    ありがとうございます

  4. @那津na2
    那津さん コメントありがとうございます。
    すごい と言ってくれて嬉しいです。この画詩の肝を汲んでくれて ありがたく思います。那津さん ありがとうさま。
    中指の指輪とは30年以上の付き合いです。この指輪は次兄が亡くなった頃に、上野のアメ横センタービル内に当時あったインディアンジュエリーショップで求めました。思い入れのある銀製の指輪。
    親指のは、実は数カ月前にネットで求めました。でも、ターコイズの石が付いた銀の指輪は何年も前から憧れていて ずっと前から欲しかった物です。アマゾンで何気なく探していたらフリーサイズのがあって、それがこれでした。本当は実際に店頭で試しながら求められれば良いのですが、今はいろいろあってね。このターコイズリングは、フリーサイズなのが購入の決め手でした。
    刺青(しせい)。この刺青を思うと思いを新たにすることがあります。それは一生独身で居るということ。まぁ、ね。 
    念の為に紹介、詩「この左手薬指の刺青(しせい)」にこの刺青への思いがあります。→ https://poet.jp/photo/2417/

    そうですねぇ。楽しむしかねえ!ですね!

    那津さん こちらこそ ありがとうございます☆

  5. こしごえ 様へ
       はじめまして。初めてコメントをさせていただきます。
     拝読させて頂きました「この左手薬指の刺青」では特に、第二連と最終連が胸に刺さりました。「私の手」の画詩ともに読ませていただき、写真の手へ見入りました。
      そして、もう一度この「大道すたれて仁義あり」の作品へ立ち戻りまして。私には選ぶ言葉のいま、ございません。ただ、ただ、凄いと…すごいです。読ませて頂けましたことに、感謝しています。
     どうもありがとうございました!

  6. @リリー
    リリーさん コメントありがとうございます。
    はじめまして、拝礼。
    私の書いた詩を丁寧に読んでくれた上に、そのように感想を言ってくださいまして嬉しくありがたいです。
    そして、ここのコメント欄で紹介した他の詩まで読んでくれたこともありがたいです。
    ああ、リリーさんのそのお心づかいに大変感謝します。
    うん、選ぶ言葉が無い、というのは、ある意味この上ないほめことばだと受け取ります。そして、ただ、ただ、凄いとまで言ってくれて、貴重に思います。
    リリーさん こちらこそ ありがとうさま☆

  7. お守りは、大事ですよ。私も、いくつかお守りを持っています。人間は、何だかんだいって、弱い生き物です。指輪、大切になさってくださいね。

  8. @長谷川 忍
    長谷川さん コメントありがとうございます。
    ああ、長谷川さんが お守りは大事 と言ってくれて ありがたいです。
    長谷川さんもお守りを持っているんですね。すてき。
    はい。そうですねぇ。人間は弱い生き物というのはそうだろうと思います。大昔の有名な武士でさえ、神さんや仏さんを信仰していたようですもんね。まあこういうことも、人それぞれでしょうけれど、強い部分もあれば 弱い部分もある。その弱い部分を補う為にお守りなどを持つ。
    長谷川さんが、そう言って私に指輪を大切にしてね と言ってくださいましたことをとても嬉しく思います。
    はい、指輪も大切にしますね☆^-^長谷川さん ありがとうさま♪

  9. お守りはたいていの人がひとつやふたつ持っているものですが
    本気で大切にしている人は少ないのではないでしょうか。
    >しかし、自信が無いということは、
    >ある意味相手に失礼をしていることになる。
    とても尊い心根だと思いました。

  10. @nonya
    nonyaさん コメントありがとうございます。
    私のお守りには思い出もそれぞれにあります。本気で大切にしているかと問われれば、まあ、とても大事にしている、と言えるだろうと思います。
    あと、引用してくれた言葉からそれを尊い心根だと言ってくれて ありがたく貴重に思います。nonyaさん ありがとうさま☆
    そうですねぇ、うん。たとえばある意味、自信が無いということは自分のことを良く思ってくれている方(かた)に対して失礼に当たるかもしれないですよね。でも、それでも、その相手が自分のことを受け入れたり認めたりしてくれる場合もある。その場合、ほんとうにその方は、自分にとってかけがえのない貴重な方になるんだと思うんです。そういう方が私には沢山居ます。そういう相手の存在は宝だし、こういうことはとってもありがたいことです。

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