自称詩人

自称詩人

 
子どもたちは
なにも知らないまま
言葉を話して

知識か経験が
子どもたちを
大人の扉へと
いざなう

繰り返しのなか

また

繰り返えされる

*

あゝ野麦峠で立ち止まり
ビール・サワーを飲んだ
たくさんその他飲んだか

ボキャボラリーの
足りなさは
風船がふくらむ力となって
想像力を掻き立てる

ロボット工場で働くロボットも
いつの日か自我が芽生えるのだろう

そのとき彼らの手にする武器が
自称詩人詩集だったらいいな

そのとき
やっと
過去のネット詩人たちも
報われるのだろう

知らない未来の詩人たちの
まだ眠っているころの
おとぎ話として
  

投稿者

東京都

コメント

  1. 私も今では自称詩人の部類に入るのかもしれません。ただ、一部の方ですが私のことを詩人と呼ぶ方が居て、ああ おれは詩人なんだ、と私は思うのでありました。
    ただ、詩人かどうかだなんてことは、私自身にとってはどーでもいいことであります。とはいえ、数十年前に、東京のライブハウスであるイベントがあり、そこでお年を召したパフォーマーの方に言われました「詩を書いていれば詩人だよ」と。私が書いているのは詩か ? ということになりますが、これも突き詰めるとどーでもいいことです。ただし、読者あっての詩。その読者が これは詩だ とか これは詩ではない、と言えばその通りなのでしょう。ただ私は、自分が書いているものは詩だと信じて書いています。詩とは、私にとって、死を含んでいる生(せい)だ、とは常々言っていますが、これも感覚の域を出ません。ブルース・リーではないけど、詩は考えるものではなく、詩は感じるモノだと思います。詩がどういうものか、なんて本当は言葉では説明できないのではないでしょうか。まあ、難しいことはサッパリわからない私なので、これらのことを言っているのですが。ふふ。
    まあ、突き詰めると、詩も おもしろければそれでいいじゃん、とも思っちゃう。
    長々と失礼しました。

    そのとき彼らの手にする武器が
    自称詩人詩集だったらいいな
    さて、この詩を拝読して、ここが特にいいなぁ、と感じます。
    そして、ずっと来てから最終連で おおってなって、その余韻がたまりません。

  2. @こしごえ
    こしごえさん、コメントありがとうございます。
    今までのこしごえさんが中の人になってしまった
    印象しかしないコメントのように感じて?主旨変え?
    全て逆さま?戸惑いますが(こしごえさんですよね)?
    ?(・∀・)?

    最後の4行はいつものこしごえさんらしいコメなのかなー
    感謝します。答えられる日が来たらお話ししますね。

  3. 追伸、拝礼 。(^-^)ふふ、ええ、私はこしごえですよ。
    今まで らどみさんが私についてどういう印象を持っていたのか分かりませんが。
    うーん、昔は私、詩のことをとても重要に思っていました。しかし、そう思っているのは近年ではもう疲れてしまった。まあ、未来のことは誰にも分からないでしょうから、また私も変わるかもしれませんが、今は気楽に詩と付き合っていきたい。
    でも、読者あっての詩、というのは変わりません。ただし、一方では 詩はそれ自体独立した存在だとも言えると私は思っています。
    私が詩人かどうか、というのは、突き詰めて行くと私の詩を読んで頂いて判断して頂くしかない。ただし、(大げさなことを言えば)私が詩人だという覚悟はあります。以前もどこかで言ったと思いますが、私の詩を読んだ読者に何かあっても、現在の私はこう思う「読者に何かあったからといって、私が筆を折るのが責任の取り方では無い。詩人ならば、どんなことがあっても詩を書き続けて発表していくのが、詩人の責任だ」と。
    まあ、私も複雑な人間ですよ。一概には言えないのが人間だと思います。
    念の為に 追伸しました。
    らどみさんと こういう詩の話が出来ることをありがたく思います。ただ、私の場合、難しい話は分からないので、そのようにご了承くださいますと助かります。
    まあ、らどみさんは誠実な方(かた)なので、大丈夫だと思いますけどね。
    感謝してくれて ありがとうございます。
    拝礼 (^-^)

  4. @こしごえ
    こしごえさん返信ありがとうございます。

    ええーい、ままよ、答えを言ってしまえ(^^)

    実は、先日、気が付いたのですが、
    (消してしまう人がいると減ってしまうので

    とても不安なのですが、

    言ってしまっていいのかな?

    じつはじつは、

    実は実話なのですがこのサイトのフォロワー数がなんと100名超えました。
    以前からの長い間のひとつの目標だったのですが、なんかカウントダウンも
    なくて、あっけなく過ぎていました。けど少しだけ達成感があったのかな〜?

    こしごえさんが言う「詩人である」ことに踏み込んでいましたらごめんなさい。
    私も繰り返していっているけど絵本が好きなんですね。童話が好きなんですね。
    いい歳こいた会社員がエリックカールのはらぺこあおむしを読んで元気になり、
    もこもこもこ読んで嬉しくなってしまうのですね。はたからみなくても変です。

    たぶん、私はそんななんで難しいことを意識的論理的衒学的に言ったことは
    ないはずなのに詩人でないくせにずけずけ詩人エリアに(知らないからこそ)
    平気でいい歳こいて土足で入ってくるなエチケット違反だと思われているの
    ならば、本当にごめんなさい。詩は格調高く高尚なのもなんとなく好きですが、
    わかったふりをするのはなんとなく嫌いかな(それで面白いこともあるけど)

    けど、現代詩はあんまり無いかな。ネット詩は誰より読んできた1000人
    のうちの1人くらいには、いつの間にかなっているのかもしれないと書くと、
    つまらないけど、そんなことでもマウントとっているのかな?どれだけ深く
    入り込んでいるかだと誰しもが思うと思うので、しらけてもらうとこです。

    基本的に相手にマウントとってもらうほうがMとかでなく変な感じだけど、
    基本的に楽なんですね。なんていうのかな。もともと言葉はわたしのもの
    でもなくてあなたのものでもないのに何をそこで真剣になっているのだろう。

    、そんなに暇なのか、もっと純粋に言葉と向き合っていたら、他人の
    ことでなく、もちろん、自分のことでもなく、だけど、心にひっかかる、
    そんな感じで、速読して、立ち止まる。の繰り返しの人生だったのかな

    本来は、
    インプットだけでなくて、アウトプットできれば、詩が書けるのかな
    けど、音楽を山のように聴いていても、音楽家にはなれないように、
    ネット詩をたくさん見てきたからってネット詩をかけるわけではないし、
    もちろん、「詩を読む人も詩人だ」詩人が言ってたからって「詩人」が
    言っているのだから、私のことではないのですね。

    今日はたくさん書いたつもりだけど、なんか悲しいかな
    間違っていることもたくさん書いているかもしれないし、
    4行ルールは、なかなか、ハードル高くて、ドキドキする
    かな

  5. ああ、らどみさん、打ち明けてくださいまして、ありがとうございます。
    ん!そうなんですねぇ、ここのフォロワーが100名を越した!すごいですねぇ、うん。

    絵本は私も好きですよ。でも少ないけど、絵本は7冊位持ってます。その中でムーミンのを2冊持ってて、アンパンマン(アンパンマンのテーマソングが裏表紙に載ってるの)を1冊持ってます。

    ああ、らどみさんには感謝しかありませんよ。こうして私と詩の話をしてくれる。こういうことは とってもありがたいことです。
    らどみさん ありがとうさま。(^-^)

  6. この詩、分からないので何度も読んでいるのですが、やっぱりよく分からない。だけど何度も読んでしまうのはこの部分、
    「ロボット工場で働くロボットも
    いつの日か自我が芽生えるのだろう
    そのとき彼らの手にする武器が
    自称詩人詩集だったらいいな」
    が妙に気になって仕方が無いからです。ロボット工場ではたらくロボットもいつか自我が目覚める、んなことあるわけないだろとずっと思ってきたのですが最近、量子力学界隈がやたらと騒がしくなってきて量子コンピューターも実現しつつあるということになってがぜん「ロボットが自我を持つ」こともありうるかなと思いだしました。だって人間の脳みそはまるで量子コンピューターじゃないですか。ともかくそうしてロボットが自我を持った時に手にする武器が、銃や核兵器ではなく、詩集ですらなく、「自称詩人詩集」かもしれないって言うから愉快じゃないですか。

  7. @こしごえ
    へんへんしんありがとうございます^^

    こしごえさんのことだからどうせ外の目から読んでいると
    勘繰っていたのが、かえって良かったのかもしれませんね。
    はたからみたらバカ話でも凄い怖いことを言っていたのか
    とビクビクしてたりします。またお付き合いくださいませ。

  8. @たかぼ
    たかぼさんいつもコメントありがとうございます。
    もう少し内角低めでも大丈夫かな。いててて、て
    プリンの上での同種喰いの相手は逆鞘というより、
    遠い将来、アンドロイドらとの詩集交換会の際に、
    こちらはAI詩集を持参してたら相手は自称詩人集
    だったらかえって笑いあい握手できたのかななんて
    もう遅すぎたとても過去の話を思い出していました。

  9. 私も自称詩人なのだなあ、と、読後、想いました。詩人は、自称ですよね。焼酎飲みつつ、詩を書いています。…おとぎ話です。

  10. @長谷川 忍
    コメントありがとうございます。
    本件の自称事案については、目には見えない冠を自分で被る詩人がいる。
    との結論がついたのかなと思います。例え話しにしなくても谷川俊太郎は
    詩人ですから。読者の一人ひとりがたくさんの作品を読むなかでこの作品
    をかける書いている書き続けていた書き続けている人は詩人だと、読者の
    一人ひとりが目に見えない冠を
    それを自分で被ってしまったら自称詩人なのかな?
    …おとぎ話ですね。

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