024
青
瞬く青
赤
書いて
揺らいで
書けなくなる
青
瞬く青
赤
また書いて
また揺らいで
また書けなくなる
そんなことを繰り返しているのに
詩は私を見放してくれない
くすぐったい言葉を土産に訪ねてきて
気がつくと目の前でしれっとしている
足りないのは勇気と覚悟
語彙も知識も技巧も
なんの足しになるというのだ
堂々と詩人を名乗れ
詩人を名乗って恥をかけ
次の青を
言葉を連れて渡り切れ
次の青が瞬く前に
なりふり構わず渡り切れ
わずか数歩の向こう側へ
青
瞬く青
赤
書いて
揺らいで
書けなくなる
青
瞬く青
赤
また書いて
また揺らいで
また書けなくなる
そんなことを繰り返しているのに
詩は私を見放してくれない
くすぐったい言葉を土産に訪ねてきて
気がつくと目の前でしれっとしている
足りないのは勇気と覚悟
語彙も知識も技巧も
なんの足しになるというのだ
堂々と詩人を名乗れ
詩人を名乗って恥をかけ
次の青を
言葉を連れて渡り切れ
次の青が瞬く前に
なりふり構わず渡り切れ
わずか数歩の向こう側へ
会員でない方は会員登録してください。
コメント