D minor,K.626 Dies iræ

お前は
恐怖なんて無いと言った
そうかならば
これをやろう
無知のまま死ぬがいい
十字架に磔られながら
怒りに狂え
泣き叫べ

そして
失せろ

怒りの日

灰燼に帰したこの世界で

裁きを告げにやってくる

翼を広げた多くの天使たちの
清らかな瞳が悪意となって
お前を見つめているのだ

苛酷な罰を受け入れろ

与えられたのは
永遠の
死だけでは無い

お前のことなんて
誰も覚えちゃいない

ダビデとシビラが笑っている

消えろ

投稿者

兵庫県

コメント

  1. こんにちは。今回は趣向変えられて、モーツァルト♪ なのですね。(^.^)
    お好きなのですか?
     作品を拝読させていただきまして、有名な曲なのに…私などは
    そういえば、ちゃんと聴いたことがないわ!と。感動を、知らない
    という事もまた私の無知でありますね。
     薔薇様ならではの、言葉で奏でられるドラマ性のある作品。ここに
    現れみえる「レクイエム」を、読み取ろうなどとは致しません。
    それが、今の…私の感想であります。(*^^*)
     投稿くださいまして、どうもありがとうございます!

  2. リリーさんへ

    K.138とK.626
    夢と希望しか無い大天才過ぎる子供と
    死を受け入れ始めた狂気の大人の
    この全く正反対の二つで一つの天才の物語です。
    お互い別サイトに投稿したので
    敢えて両方未完な訳です。
    k.626の中でもディエス・イレは最後の審判です。
    天使は私をどちらに連れて行くのだろうか。

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