思い続ける力

思い続ける力

この道は
どこまでもいつまでも続く
いのち
道は一本
伸びている先に
私の私が待っている
けれども
私の先には
永遠の光か闇か いいえ
そのどちらでもない

手のひらに乗せられた
宇宙の心臓だ
けれども
魂と別れた私の体は死んだ。
この道は
どこまでもいつまでも続く
いのちの謎
どこにもいない私が
ここにいる私
この体で死んだ私は
もう二度とこの体ではあなたと会えない。
失うことで
何かを得る場合もあるし、
得ると同時に
それを失うことは決まっている
故に
いのちは貴重なんだ
さまざまな存在に
さまざまに支えられている
どこかのいつかから
ありがとう と聞こえて
思い続ける道は続くよ

投稿者

コメント

  1. この世に生まれたときの
    第一声はオギャーときこえるのは
    まだ、出生児が身体の機能を使えないだけで
    ぼくにはこの世に産んでくれてありがとう と
    聞こえないけど、聞こえる気がしてきました

  2. @足立らどみ
    らどみさん コメントありがとうございます。
    ああ、らどみさんがそのようにこの作品を受け取ってくれて、この詩の大切なところを汲み取ってくれたことをありがたく思います。らどみさん、ありがとうさま。
    うん、そうですねぇ、らどみさんが言うように、出生児の第一声にはそのような ありがとう が含まれているのかもしれませんね。それは、生きるための本能がそうさせるのかもですね。うん。

    (もう今夜はおやすみします。では おやすみなさい。拝礼)

  3. 愛は掌に乗せた宇宙の心臓

    ダークマターの中でもその暖かみは抜けません

  4. @那津na2
    那津さん コメントありがとうございます。
    そう、那津さんにそう言われてみれば、そうですねえ。ダークマターの中でもね。ふふ。
    私の先には やはり愛があると思う。いのちは愛から生まれて愛に帰る、と。
    那津さんが、この詩の大切なところを思ってくれて ありがたいです。那津さん、ありがとうさま。みんな優しい。

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