白昼
風を失った町
沈黙は愛惜に咽び泣く
人の行き交わぬ通り
人の気配なき生け垣
人の吐息の漏れぬ庭
昼のひと時が喪に服する
風を取り戻した町
木の葉は歓喜に震える
人の仄見える坂道に
しずしずと白雲の湧き上がり
人のささめきの零れる生け垣に
人知れず匂い立つ薔薇
昼のひと時が予感にざわめく
風を失った町
沈黙は愛惜に咽び泣く
人の行き交わぬ通り
人の気配なき生け垣
人の吐息の漏れぬ庭
昼のひと時が喪に服する
風を取り戻した町
木の葉は歓喜に震える
人の仄見える坂道に
しずしずと白雲の湧き上がり
人のささめきの零れる生け垣に
人知れず匂い立つ薔薇
昼のひと時が予感にざわめく
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