冬の蝶

神秘の蝶よ
心の中に宿る
神の秘めた苦悩が現れたら
この世は解決に
少しは向かうのかもしれない

永遠は恐れに縛られるが
しかしそれが
永遠には続きようがない事を
我々に語る

戦いも無意味ならば
戦士は誰に
追従すればよいのだろう

人であり人であらず
神であり神であらず

無が生まれた点まで
君はどうせ遡る

そして冬に飛ぶ蝶を
目撃する
吐く息も白いままに

投稿者

東京都

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