そらを ここに
そらが そらで
はてしなくひろがり
くもが くもで
しろくかがやく
そらにこころをひろげてみても
わたしは そこにいない
・
せいかつは
ここにある
ひとつ ひとつ
きちんと くらす
おちゃわんと
おはし
さいごのひとつぶまで
こころをこめる
・
ここに
そらが ひろがっている
そらが そらで
はてしなくひろがり
くもが くもで
しろくかがやく
そらにこころをひろげてみても
わたしは そこにいない
・
せいかつは
ここにある
ひとつ ひとつ
きちんと くらす
おちゃわんと
おはし
さいごのひとつぶまで
こころをこめる
・
ここに
そらが ひろがっている
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コメント
こんにちは。大きな視点から、米の一粒までフォーカスを絞るところが絶妙です。
丁寧に毎日を暮らす、大切なことですね。お茶碗の中に青空が広がりますように。
@たけだたもつさま
ありがとうございます!
毎日があっけなく過ぎていきます。
丁寧に暮らしていきたいです。(^^)
ああ、これは好きだなあ。空に行って戻ってきたところに空を見つけるその心がめちゃくちゃ良いですね。
私は空にとけていってしまいそうな人間なので、おちゃわんとおはしのところ、目から鱗が落ちるようでした。素敵な詩だと思います。
@あぶくもさま
ありがとうございます!
めちゃくちゃ良いとか言っていただけて嬉しいです!
@ミーシャさま
ありがとうございます!
空にとけていってしまいそうな人、もなかなかに魅力的です!(^^)
素晴らしい!詩だと、おもいました。素敵です。すぐにイイね が、出来ないほど…「うーん!」って、沁みてきましたね。日朗歩野さんならではの優しさ、スケールを感じます。
@リリーさま
ありがとうございます!
私らしい、というのは嬉しいです!
好む方、好まない方あるかと思いますが、私らしさは通しておきたいです(^^)