虎穴に入らずんば虎子を得ず

書いたものを公に晒すことで、その誤りに気づき、反省出来るものは、少ない。
私がこれまで書いてきたものは、常に間違えだったと思っている。
無反応は、オーディエンスからの正直な反応。沈黙は、漆黒の闇が描く一つの詩である。
ノーリスクを決め込み、転がる意思を捨てた者は、意思ではなく、石の裏に生えた苔である。
転ばぬ先の杖を手に入れた旅人は、安住の世界で無情の世界を叫ぶ。
世は無常、風に吹かれて時代は変わる。
我、歩く。この足が、地に張り付くまで。
大地海と風。そして、地球。
輝ける生命と、無限の可能性が、今日も風に晒され、深い余韻を湛えながら、震え続けている。

投稿者

静岡県

コメント

  1. ディランやストーンズがいた。
    最終行がとても良いですね。

  2. ありがとうございます。なんとなくもうそろそろ世代交代が急がされている気がします!

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