いつもの朝

アラームの鳴る朝はいつもくびまで浸り
電柱をたよりにからだをとどける

夜中に
空気を入れかえようと
窓をあけ
寄せる金木犀のかおりに
みちていく
いつもの朝から
今日は
水平線までひいて
つま先で汀があそぶ
ひとときのからっぽが
コンセントを眺めて
窓をあけるように
さざなんでいる

投稿者

コメント

  1. ロープウェイのような、リモートワークのような手段を考えました。
    終盤、転調しながらころころころがされていつのまにか終点にいた感じ。こういうの好きだなーと思いました。

  2. @たちばなまこと
    さん
    好きって単純に嬉しいです。
    結構
    書いている時の自分自身の感覚、みたいなもの?を スパッと見抜かれたような気がして
    あららーとも思いましたが
    たちばなまことさんなら いいや、仕方ないや
    て 
    良い週末を迎えられます。
    ありがとうございました。

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