鳩の撃退法から
リハビリでお世話になっている理学療法士の小倉さん
大ベテランのマッサージ師でもある
歩行練習のたび
鳩の撃退法について話をする
かなり増えた鳩の数、何とかならんかと
絶食つづく私に
何が食べたいかと
この仕事に就く頃
リハビリの学校はほとんどなかったと
いまは理学療法学だけでなく
看護学も含めて
医療を学ぶ学校が増えている
大学もある
そしていま学ぶ生徒たちはまじめであると
目的を持って進学したい生徒たち
六年前、大学病院に
一日検査入院した個室に
一人の看護師がたずねてきてくれた
ひとめ見てすぐわかった
一年の時担任していたYTであると
その子は別の病院に移り
結婚もした
十四年前、ソウルの病院に
新型インフルエンザを発症して
修学旅行でみんなと帰国できなかった
生徒がいた
私も引率教員として残留し
その病院に通ったのだ
彼女も看護師志望であった
四年前
理学療法士になりたくて
志望大学に受かりたくて
長い作文をいっぱい書き
先輩や現役理学療法士に取材に行った
YYはもう卒業して
どこかの病院で理学療法士をしているのかなぁ
この病院で
高度な専門知識と経験を駆使し
活躍し続ける看護師や理学療法士たちの働きぶりに
感心しながら
彼女ら彼らに
教え子たちを重ね合わせたりしているのだ
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