飼育
屋根に不備のある家
猫の死顔と赤い心臓
用済み さようなら
記
想像力によって
膨脹されていく夢を
行動力によって
完膚なきまでに破壊していく
鉛筆を削る金属音
散文的な退屈さ
空虚な市営七号と
死に憧れる車輪の回転数
歯茎からでる血と
混ざり合う歯磨き粉の泡
図工の時間の終わりに眺める
理路整然たる献立表
単調きわまる生活の果ての
死亡診断書のような健康診断書
これらのものすべてが
深い笑窪の中に埋まっているのです
屋根に不備のある家
猫の死顔と赤い心臓
用済み さようなら
記
想像力によって
膨脹されていく夢を
行動力によって
完膚なきまでに破壊していく
鉛筆を削る金属音
散文的な退屈さ
空虚な市営七号と
死に憧れる車輪の回転数
歯茎からでる血と
混ざり合う歯磨き粉の泡
図工の時間の終わりに眺める
理路整然たる献立表
単調きわまる生活の果ての
死亡診断書のような健康診断書
これらのものすべてが
深い笑窪の中に埋まっているのです
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コメント
もしかして僕の隣に座ってましたか?いたいほど既視感共感してしまいましたよー
@三明十種
ありがとうございます。
となりに座っていたことがあったのかもしれません。