鳥葬
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳をすますと
ありがとう
と
どこからか声がする
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳をすますと
ありがとう
と
どこからか声がする
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コメント
火の鳥が銀河に溶け込んで
共に亡骸になり
そこから再び羽ばたく
そんな力強さを内包した優しさと
マクロでありマクロな感覚を得ました
好きな感じです
静かで
優しく
暖かい
那津さんへ ありがとうございます。
那津さんが、この詩から、そのように読んでくれて この詩の思いなどを汲んでくれたことを貴重でありがたく思います。
好きな感じということも私に伝えてくださいまして、とてもうれしいです。
忘 人さんへ 忘 人さんが、この詩を読んでくれて、そのように感じたり思ったりしてくれたことが とてもうれしいです。それらを私にこうして伝えてくださいまして貴重に思います。ああ、ありがとうございます。
題名からの僕のインスピレーションをはるかに超えて超越だった。
星の亡骸を鳥がついばみ葬るイメージはとてもいいです。イメージすればするほど素晴らしい。
僕は昔(ほんとに昔々)、鳥葬されることに憧れました。詩的な憧れ、イメージでの憧れです。自分の亡骸をついばむ鳥を眺めることに憧れました。もちろん残されたものは迷惑するでしょうから、すぐ頭を振ってふりはらいましたが、やはり鳥葬には天に運んで行ってもらう、そして輪廻や輪廻以外への希望や想いがあると思います。
やっぱりこしごえさんはありがとうの詩人だなぁ。
超えて超越、はないな。コメントにも編集機能がほしいよ。。
王殺しさんへ 王殺しさんのすてきなご感想を、ありがとうございます。
この詩を読んでくれて、素晴らしいと言ってくれるほどにイメージしてくださいまして、ありがたく貴重に思います。
うむ、そうなのですねえ。うん、鳥葬をするのは日本では いけないらしいですが、国によってはまだ現在も(さまざまな事情などにより)鳥葬を行っている国があるようですね。自然と一体化できる鳥葬ってすてきだと思います。
王殺しさんのおっしゃる通りで、鳥葬にはそれらの意味などがあるとのこと。うん、鳥葬によりめぐったり、鳥葬をすることによる希望やさまざまな想いもあるのでしょうね。この詩からそのように おもいをめぐらせてくれて うれしいです。
ああ、ありがとうの詩人と呼んでくれて、うれしい!ありがとうさま。
この詩にコメントしてくれた皆様へ 思いやりのある さまざまにすてきなご感想をとてもうれしく貴重に思います。ありがとうございます! 拝礼
静かな深い鬼、静かな深い愛の鳥、静かな深い愛という具合に役割が連なり巡り、亡骸になった星が地球なら、どこからか聞こえてきたありがとうは誰の声かなど心地良く彷徨うことができました。
あぶくもさんへ あぶくもさんが、そのようにこの詩を読んで連なり巡る存在に思いを馳せてくれて貴重に思います。そして、亡骸になった星やありがとうの声の主(ぬし)などをすてきに想像してくれて、ありがたいです。この詩を読んでくれた上に、心地良く彷徨ってくれたことも うれしいです。ありがとうございます。
静かにかなしみを浄化してくれる詩を、ありがとう。
剛さんへ ああ、剛さんがこの詩を読んでそう感じたり思ったりしてくれて、この詩を書いてここに発表して良かったです。そのお礼とそのお言葉を私に伝えてくださいまして、ありがとうございます。そう言ってくれて私もうれしいです。