朝霧の中で
朝霧のもやる中で
ぼくは尾瀬の夢をみた
ニッコウキスゲの咲く湿原に彷徨い
うたを歌いながら
ぼくは大切な何かを忘れてしまい
グルグルと彷徨った
あれは何だろう
ルビーのようなワレモコウだ
そうだ ぼくが探していたのはこれだった
朝霧が晴れ
目覚めてみれば何時もの布団の中
アイス珈琲を飲み
トーストをサクリと噛みしめる
何時もと変わらない朝だった
朝霧のもやる中で
ぼくは尾瀬の夢をみた
ニッコウキスゲの咲く湿原に彷徨い
うたを歌いながら
ぼくは大切な何かを忘れてしまい
グルグルと彷徨った
あれは何だろう
ルビーのようなワレモコウだ
そうだ ぼくが探していたのはこれだった
朝霧が晴れ
目覚めてみれば何時もの布団の中
アイス珈琲を飲み
トーストをサクリと噛みしめる
何時もと変わらない朝だった
会員でない方は会員登録してください。
コメント
何か、凄く好き。この好き、が上手く説明できないのはもどかしい。
私は、作者さんの目が好きです。詩を読む時はそれを意識しています。何を見ているのか。その視線というか、視点というか。
夢のお話なのだけれど、その夢の話をテキストにして、それがここにある。その一連の流れが、何か尊い。
@たけだたもつ
お褒めの言葉痛み入ります。朝方の眠りが浅く毎日夢を見るんです。それを詩にしたら日記のようなものになるかと… 多分十夜ではすまないと思います。
私は詩を読解するのが苦手なので、人の作品も感覚で好き嫌いがあります。
たけだたもつさんの詩はみな大好きです。