東屋の思い
海が見える丘の上
いつも君は朝と夕方に目の前を通る
重そうな鞄抱えて坂を登り
軽やかな足取りで目を輝かせ
そんなあなたに惚れました
そんなあなたが好きでした
ある日雨が降りました
雨が降ってしまうと君が
爪先まで濡れてしまう
雨が降ったから君は
爪先まで濡れてしまう
僕は東屋
君は濡れ鼠
優しく包んであげましょう
重い荷物を持ちましょう
僕はみとれておりました
あなたにみとれておりました
鳥の様になる君が
風の様になる君が
あなたになって行く様に
海が見える丘の上
いつも君は朝と夕方に目の前を通る
重そうな鞄抱えて坂を登り
軽やかな足取りで目を輝かせ
そんなあなたに惚れました
そんなあなたが好きでした
ある日雨が降りました
雨が降ってしまうと君が
爪先まで濡れてしまう
雨が降ったから君は
爪先まで濡れてしまう
僕は東屋
君は濡れ鼠
優しく包んであげましょう
重い荷物を持ちましょう
僕はみとれておりました
あなたにみとれておりました
鳥の様になる君が
風の様になる君が
あなたになって行く様に
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