空を飛びたかった

鶏肉を食べた
美味しくいただいた 
鳥、なのに空を飛べずに 
生涯を終えた
鶏の悲しさも一緒に
余ったお肉を 
冷蔵しようとしたけれど
開け放った窓から 
飛んでいったのは
わたしの白い
冷蔵庫だった

投稿者

コメント

  1. 日常から非日常に飛びつつもしっかり日常の枠が保たれている。さすがです。素敵!

  2. こんばんは。

    同じです(笑)

  3. 鶏肉が好きです。
    鳥が好きです。
    小さいウズラを飼っています。
    飛ぶのは下手くそです。

  4. @あまね
    あまねさん、コメントありがとうございます。素敵、いただきました。新しい冷蔵庫を買って、娘が使っていた2階の部屋に置きました。窓から娘が見ていた同じ空を冷蔵庫は眺めています。

  5. @北杜アトム
    北杜アトムさん、コメントありがとうございます。いつも読んでくださってありがとうございます。私もアトムさんの詩、楽しみにしています。

  6. @たちばなまこと
    たちばなまことさん、コメントありがとうございます。うずら飼ってるのですね。小学生の頃、朝の学級会で三分間スピーチ、という時間があって、毎日、二人ずつ順番に皆の前でスピーチをしました。一人の女の子がうずらを飼っていて彼女は自分のスピーチではいつもその話をしていました。しかも三分間にまとめられず、長い時は5分越えも。内容はほとんど覚えていないのだけれど、その娘は確かにいて、お話や意地悪もたくさんしました。思い出の玉手箱ですね。

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