沈没

沈没

僕らがいた一瞬の
僕らがいた一片の
僕らがいた一葉の
ただ去り行くもんさねと
やがて眠る眠りたち
つなぎつなぐ喜びよ
結び結ばる喜びよ
沈んだあとにあいましょう
明日があがってくるんちや
今後も生きていくんちや
あぶくに文字をこめましょう
さよならほんにありがとう
ほなまたね

投稿者

岩手県

コメント

  1. 柔らかく書かれていますが、実は、…とても哀しい詩なのではないか。ありがとう、という言葉に、ちょっと泣けてきました。

  2. 「八ッ場ダム湖にて」の続編のように思えました。

  3. 長谷川さん
    たかぼさん

    たかぼさんがおっしゃるようにこないだ八ッ場ダムに行って以来、ぜんぜん意味合いは違いますが東北大震災の津波被害や福島原発問題でちりじりになった住民、過疎化で無人になった集落などがまた頭のなかにあります。
    また僕はわかれが多い人生を過ごしているのでなにかそういうさよならに引っ張られるのかもしれない。
    またこの間テレビドラマでやった日本沈没の日本人がちりじりに世界中に散らばっていくその設定をみてまた胸にきました。想像するだけで。

    実はPCでポエ会の僕のプロフィールを見ると作品(主に画詩の写真)が対になるようにしてて、これと八ッ場ダムは対になっています。

    ありがとう。

  4. ただ去り行くもんさね、から、さよならほんにありがとう、と言えるまでの思いを思います。
    そして、この詩から 希望 と 勇気 をもらえます。
    こちらこそ、ありがとうさま。ほなまたね(と言えるありがたさ)拝礼

  5. こしごえさん
    方言はあちこちのになっています。もともと僕は他所もんで、いま住む場所の方言も馴染んでないどころかたまに外国気分になることがあります(笑)
    でも方言があることでそれこそいろいろな思いがあるということを書きたかったです。あと語呂というか耳触りがいいふうにと思い言葉を選びました。

    ありがとう。

  6. またね、と言ってまた会えたらいいのになと思いました。

  7. たちばなまことさん
    ほなまたね、の68%は今生の別れだと思います。いや統計とっていないけど。
    でも最近は不思議にも、別れたあとにもつながったりします。

    思い付きでまた話が飛ぶのですが、このあいだのドラマ日本沈没ではスマホによって大きなパニックや離散があっても離れた感じがしなかった。昭和の映画日本沈没では外国の列車の窓外をヒロイン石田あゆみが一人で眺めているというラストシーンでした。今と違いつながる手段もなかったので今生の別れは昔のほうが多かったろうな。
    まぁなんにしろ今生の別れを繰り返して人生です。
    ほんにありがとう。

  8. ちょっとコメントが言葉にならないんですが、とても沁みる詩でした。
    このぽえ会に参加するのに慌てて付けた『あぶくも』というヘンテコな名前ですが、あぶくに言葉を乗せて空に放って雲になるイメージでした。

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