生物は謡う
周りは青い、時々白い 私を光が差している...
飛行
人間そっくりの物体が、夜明け前4時頃、窓...
母に捧ぐ
胃ろうの母が横たわっている アルツハイマ...
とめどもなしに(悩み多き感情たちの詩 その8)
好きっていう気持ちは どうしてこんなに...
紅葉
赤いふく着たコヨーテが並木通りの空を駆け...
意味を、ください
割とお洒落な洋風喫茶店で、何故かラーメン...
南天の紅 ( くれない )
化粧っけのないその頬に ほんのり月が住む...
雷電の子 (どこ?)
あきのゆき ねがいのきずな きづく森
They hate me
みんなに愛されたい 嫌われたくない なん...
人間は地べたで
空はどこまで広いのだろう 海も...
こえ
ねえ 歯を磨いていたら きみのこえが き...
讃美歌
耳元で 讃美歌だけは うたわないで 死に...
廃校
きみは壁に寄りかかる 重みを預けず 膝丈...
正常性バイアス
体の不調も ふとした怒りも 寝れば治るっ...
チャイム
昔、嫌いだった珈琲も 今ではすっかり飲め...
まなざし
今日もどこか 傍らから 私を見つめている...
悲しい夜の月は
「悲しい夜の月は」 満天の星を見上げても...
灰色
そそくさと 慌てて食べる食事は 味気なく...
太陽はいまも照っている
War ended. Meaning, ...
心感フォト(詞の葉)
『心感フォト(詞の葉)』 2025.11...
知らないうた
生きていて良かった 生きていて良かった ...
雪の日の話
雪の白い日 音のない足跡 市街地の中心に...
そして私に至った ※(音楽付き)
手と手をつなぎ 手と手をはなす こころと...
デウスエクスマキナ
もうどうしようもない、と親が言って 俺は...
ステューピッド
争いを止める為の争いなら赦せるの? その...
遺書
青と白のまだらの空に 火葬場の煙突がそび...
恋をなくした乙女子の
しゃくなげの花陰で 露にふるえて泣いてい...
僕は ここにいます
ある曇った日 こ線人道橋を見上げ 僕は ...
今日
今日があって 明日がある うん、そうだね...
唇に羽虫が留まる
唇に羽虫が留まる そよ風のキス ミニマル...