言語と松果体
北京でははなはだ快適な生活であれば、すう...
詩人の苦悩
詩人は偉大である そう誰かがいっただろ...
憧れているあなた
憧れていたあなたは 尊敬や信仰にも近し...
停留所
企業になりました。 今はバスです。 ✽✽...
はじまる前
何も決まってなどいなかった 朝も 夜も ...
tanθ/cotθ──上昇する都市と廻天
たち上がるtan(タンジェント)を見て...
新しい世界
あなたと私は同じなのよ。 でも彼氏に,で...
あの人とあの人がセックスをしている時に
あの人とあの人が セックスをしている時に...
現代のパングラム ; 46
阿智村や 故と沢 濡れ手よね 岳を撒く ...
いつも
砂漠のバス待合所で 君と雨宿りをする 雨...
嫉妬 羨望 執着 言葉では言い表せない
あの子は全てをかっさらっていく 鮮やか...
儚さを添へて
背骨が痛い 体の支柱に鳥の骨が刺さって...
おおしけ
凪でのんびり漂う海月 波の音を聞きながら...
夏の日は
真夏の昼の空 汗ばむからだと下がる頭 ...
ミステリアスな君
気まぐれでしなやか それでいて優雅 ...
春の匂ひ
あなたが触れるその瞬間 私は肌に熱を...
GAVDIVM
あまおとや ねむりはしゅぎょく うみのい...
拝啓、中島みゆき様 vol.8 わかれうた
私がはじめて中島みゆきの曲に触れたのがこ...
俺もまた電波の犬
まず 今日の現実を破壊してから 始めよう...
潮騒
青く 深く 真っ黒で 白く 浅く 鮮やか...
その記憶(aristotles200の妻)
昔浮かんだ言葉と追いかけっこ ここはきっ...
現代音楽・トクタリテ
トクタリテすめる、トクタリテ一文のかけ流...
声明
私について、これ以上事実と違うことを書く...
あたしのマチネ
ベランダの通気口から出る空気 午前零時 ...
片付け
部屋が散らかってきた 〝片付け〟と称して...
歌おうゼィ(aristotles200の妻)
この世にある不確かな歌を歌おうゼィ ヘイ...
なやみつつ
桜の散るのを 眺めながら 藤の咲くのを ...
空からのビームがビビビ
現状から連なる憑依 飯を食う暇もなく 玉...
美
長い言葉を連ねても疲れるだけ。 悲観的な...
憎しみと哀しみと
そして身体は動いていく、望む望まぬ休日に...