垢には鍵を 猫には幸を
しらばっくれよう なにもかも 知...
線路
小さな子どもたち 線路をつたって 落っこ...
存在
ある人は言った 有名人になりたい ある人...
廃墟
影に覆われ 緑に覆われ 苔に覆われ ハコ...
『実存的、或いはニヒリズムと化した通勤風景』
・朝、通勤中に睡魔に襲われる、立ってはグ...
5月15日(木)
5月15日(木) 今日は詩人がそ...
冷麦と素麺の違い
誰かの二番煎じで真似て下手くそじゃ 誰に...
ほしい
愛着障害 誰かに心配されたいのに 踏み込...
美徳のよろめき
ガラスのティーポット ローズマリー クッ...
ビッグマグナム次元/BREAK THE DIMENSION
全てがあり得る同時性に 手を突っ込んで ...
『夕暮れ、通勤時に思い浮かぶ断片、或いは、その散文に関して』
・ニーチェのいう「Wiederkehre...
孤独な月夜に想うこと
月が無音で浮かんでいる 微かな吐息が窓に...
時連詩:偽時報を告げる子供たち
街角のスピーカーから PM5時の鐘が鳴る...
距離感 -4-
こどもたちと いっしょにぶざける あなた...
漫才漫酷漫談慢心
才能あるね漫漫漫漫漫 他言無用をフリーマ...
『哲学ノート、ニヒリズムに関して』
◇ニヒリズムには二つある ・受動的ニヒリ...
降り口
雨音や 熱す振り袖ね 期す細目 誰かの見...
現代音楽・虫
パオと言う名前に聞き覚えがあるはずだ あ...
重い粒子
空を見上げると カメラ目線の無関心が 粒...
別れ
校舎の裏で 桜をただ見つめていたんだ 何...
フリーダ・カーロ
洗濯機に洗い物を入れるときのちょっとした...
空飛ぶふわあり
ふわふわふわあり ふわふわふわあり ...
『黙示録、或いは、超越者の先にあること』
初めに言葉があったー イエス・キリストの...
忘れな草
咽せ返る様な教室 ふと誰かの声が近づく ...
返事
あれからを呼ぶ いってきいってき しずく...
ネズミ男18皇居侵入
ネズミ男は皇居に忍び込んだ やはり陛下に...
『私事考察、或いはロックンロールとカタツムリ』
・悪いことは重なる、とは、大概が自業自得...
無窮動/ある初夏の昼前
世界の中心に立っていた。 田んぼは忙しな...
世界よ、大時化であれ!
視界を占める極彩色 彩度を失すは泡沫人 ...
ネズミ男17中2
ネズミ男は 人生を変えたかった 中2のは...