ひととき
壁に活けられた花は 店の仄暗い灯りに 瑞...
掌(たなごころ)
たとえば その夢が本当でも 俺は現実のド...
マイン公
マイン公 エッフェル塔突き刺した鉱山 ガ...
夜の底
シャッターのおりた憂楽街 眠りに落ちた改...
昭和から令和〜夏の記憶
仰がなくとも尊し 真夏のヒートテック 塩...
光を通して見えた世界
最後のひとことは手短な体言 毎度あからさ...
即興/人工海岸
ちぷ とぷ たぷ ゆききするリズム 海は...
寝そべっていた第二ヴァイオリンの
寝そべっていた第二ヴァイオリンのまぶたが...
091
そおっと 息を吹き込まれ まあるく 膨ら...
M&M&A
ケンタウロスが味わった臭豆腐 FREEパ...
水たまり──第四の次元であることを超えて
!ビートルズを聴きながら! お久しぶり...
和銅開珍708
和銅開珍から1317年 通貨は信仰を模し...
混沌からの挨拶
黄金の夜明け 常識の刷り込み 非常識の刷...
挿絵
わたしの指先に 壊れた飛行機が落ちていた...
里帰りのような
歌よく聴くね。 ぼくがもし宝物だったらレ...
🌸
桜の樹の下で会おう おまえとそう約束して...
小さい星、王子様
近づけば、離れたくなる。 離れれば、近づ...
回想印尼
パチパチ言ってるクレテック ガラムにジャ...
プレイス・フォー・デス──湖
焼かれながら歌った。 焼かれながら歌...
愛用万年筆
いのちを 思うと 時に 切なくなるので ...
ダビデの信仰
黒くかすんだ〈いかだ〉が流れて来る その...
법구경
私がこの世界に来るときは どこから来て ...
迷探偵コロナ君25
もうバレバレだろ? いつまで引っ張ってる...
地球が泣いた瞬間
地球が泣いた瞬間をみた 赤ん坊の様に泣い...
いやなやつら
見てるだけでいやな奴 動作がやたらとイラ...
アラベスク
風に絡みつく瑠璃色の綾模様 花の記憶はあ...
娑婆の坊主めくり
下手打ったら出家 みたいなルールの中 下...
断崖──神の手になる陰惨な絵
それは、時間と空間によるポリフォニーが...
マチルダ・マックエルロイ
靴底をすり減らした分だけ 知恵が増えると...
前を向いて歩きたい
うつと 私は向き合って 乗り越えたいんだ...