エロス
君自身は配達されたキャベツだと言う。どこ...
たらこ
たらこ、食べたいの ねえ、買ってきて、た...
あ、と青空にちいさく鳴く
うわの空で 何かをしている たぶん 自室...
私
私の心はまるで 薄くも薄い1枚の紙のよう...
無題
やけのはらたたきわるびじょん これはただ...
MAGIC BOXの詩
どの箱が、好き? どの箱が、好き? 小説...
明日の約束
わたしの指をわたって あなたに触れられな...
独りを感じるから
もうこの町も飽きた もうこの人達も飽きた...
必然に刹那
大好きなこと沢山手に入れて あなたは幸せ...
殺人機
ショットガンを手にした。 朝が来ると掴ん...
逃げる。
人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人...
quick tempered jerk
俺は卵を投げつけた あいつの黒ジャケット...
南極戦線異常無し
青春の思い出が詰まっている筈の TDKの...
日本消滅論
極東に花ひらいたのは不思議な文化で、性別...
いろどる色彩
一帯 僕は何処で 君を綺麗にしてあげたら...
いつもの
いつものコンビニ いつもの店員 いつもの...
蒲鉾
まるくなる 何もない診断書 横風が吹いて...
春の宵 ―上野、不忍池
さざめくような風が、頬をなぞった。寒くは...
演劇「ただしい怒り」感想詩
昨日は京都に演劇を見に行った。演者は七遊...
左手と左手
藍の音 愛のしるしも 呼び慕う この将棋...
4のやきましもとの焼き増し
わたしが 最初にしを意識したのは家の前に...
はる
よもぎが新芽をだしました。 そろそろ餅を...
つれづれ5
まっすぐ背伸びをする かばんにつまった ...
戦争と平和
戦争と平和 クリミア半島を手中におさ...
懐かしき歌声
あの声、聴こえる どこからともなく あの...
きみの孤独
俺は恋をした あいつは 誰も愛さないって...
因幡の白兎
因幡の白兎 大都市東京に生まれ育ち馬車馬...
あと先
中途に咲いた傘の 閉じかねた笑みのように...
性別のない涙
そんな人生で おわる 君がその果てに ま...
イエスの遺灰
直前に於いては、信仰は〈フシグラ〉の理論...