プレアデス
あなたにとってのひと刹那が わたしにとっ...
灯台にて
海の藍と 空の青をつなぐ 白い灯台 冬の...
小箱
信号機に話しかけた けれどその装置は 何...
ネット詩と理想主義
ネット詩と理想主義 いろいろと暗すぎ...
顔:引用合体詩
日が昇り始める早朝、ジョギングしながら微...
恋の序章
1 出会った時 どこからか 真っ直ぐこち...
君はまだ歌を歌っている
君はまだ歌を歌っている 昔から若...
力を抜く
失うのが怖かったから 矢を放ってしまった...
性癖
苦さに 馴らされてしまった。 私の首筋の...
一羽の鳥
最後を 過ぎたら 私の 魂を 天へ 運ぶ...
ある晴れた日
凍った朴木の河畔 白い蕾の腫脹 滔々と群...
ありがとう、またひとつ勉強しました
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月の残り香
月の君 今は逢いたい 逢えたなら別れたい...
歌
なにも出来なくても、いい なにも知らなく...
やや
さけ ぶ っとおし まぼろ しお おう ...
野晒し
さかさま坂を越えたあたり 昔ながらの郵便...
ひとり
買った? 靴 好みの 黄色 ぶつかった ...
こがらし
さむい風がビューンと 音を立てて通り過ぎ...
ヴォカリーズ、幼年期のための
かすかな気体が母音をまねて つつましく ...
春を夢みる
光 ひらく 手のひらを 手のひらと 合わ...
袈婆獅体
ひとつ君が体液に充電する。ココアッカと錫...
空を飛びたかった
鶏肉を食べた 美味しくいただいた 鳥、...
時は現実をくいつぶす~出勤の前に
その時代 毎朝 古いアパートの二階の廊下...
耳の脚
硝子の外側に刻まれた何本もの棒 木のよ...
飛翔
川には鳥がいる 影が水 伝説の黒鳥 水の...
揺れるかもしれない
揺れるかもしれない カレーの香ばしい匂い...
骨音
ずっとむかしの 波しぶきの化石を並べて ...
海行体
一日の終わりに駱駝に揺られている。その立...
子どもたち
行ってきます。と 家を出た子どもらは 学...
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いつでも どこにでも 虹は わりとよく ...