実験的な僕らの詩
みんな誰かの上 生 死 死 死 離れ離れ...
こころの奥に
こころの奥に あったもの 普段は隠れてい...
未来から 始まる絵本 007
繋がり生まれる意味を求めて 無意味な旅を...
ことば
書きかけては 手が止まる 手紙 久しぶり...
エーデルワイス
反復する呼吸 少しの重さ ありふれたこと...
夕べ
知らない街を歩いていた 人がおり、飲食店...
画家(二)ボナール
ついその爪先をセブンティーンだと言う 水...
愛し合っても
二人の事だから 苦しみを受け止めよう 些...
運
紫から黄へはこんだり 黄から紫へはこんだ...
070
物思いの先に 秋がとまる キバナコスモス...
被暑地
少年の濃い影、 隠れようともせず 手際よ...
老いの準備
ずっとずっとそんなふうにしか思えなかった...
からっぽ公園
錆び始めているシーソー 風が漕ぐブランコ...
※五行歌 三首連作「静かさに」
ああ 静かに 狂う 静けさに ごめんよと...
歩幅
一歩ごとに、生まれる差 それは、はじめは...
群
赤い雲みたいなのはオキアミの群れ。いわゆ...
一目惚れ
通りすがりに 思わず 惹きつけられてしま...
アダムとイヴ
私はアダムでありイヴであった 生まれたば...
「自己犠牲」
足を切った 家族を飢えさせないため 自分...
「自己犠牲」
自分自身を ぎせいにして 犠牲にして 生...
※五行歌 三首連作「あのひとのほほ笑み」
誰にも わからないだろう この思いを 空...
ひきちぎられた神
モダーンな空気です ジルベルトの殻から発...
納豆
納豆をかき混ぜると 遥かユーラシアから ...
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あの穴の向こうには何があるの? 役目を終...
背伸び
少女よ。 見よう見まねで 薔薇の物真似。...
夢月明日
殺された蝉は 地面に潜って 寝る場所探し...
楽しみなのに
久しぶりに友達と会う せっかく遊びに行く...
永遠
街から街へさまよい歩き 時には深い泥濘に...
ひとつだけの星
猫が空を見た 星はないのに 見たんです ...
バニーガール
野分立つバニーガールは笑い泣く くっ...