おかあさん
おかあさん と 呼んでももういない お昼...
グリコのおまけ。
私は。 紫陽花が好きだ。 でも。 もっと...
蕾
蓮の若葉に沿い 朝夕歩いていった。 昨夜...
おまえじゃねぇ、と一人称は言った
ぼくがバイト先のレジから金を抜いたと聞い...
初恋
記憶の片隅に刻まれたアネモネ わたしの目...
065
あなたは 空の下に 鳥籠を置いた わたし...
偶成する日々
「夜道」 電信柱に電灯ひとつ 暗い夜道を...
定家葛
カーテンの蔭から 明けそめる六月の湖...
ただそれだけ
僕はこんな自分が好き 何も出来ないけれど...
青坂六鷹
ヘリコプターから機銃掃射されている 映画...
上等な日々
会社への道のり まずは10分ありく そこ...
熟考
考えすぎか なんだ、簡単じゃないか 「考...
心
心が、贈り物であるとするならば 言葉は包...
道ずり
草のなびく道を こつりこつりと歩く 歩く...
冷たいブルー
雨風鳴る夜更けのベランダ 指先に 手...
傍に
哀しい瞳の少年...
064
マンションの壁面に宿った 真冬の枯木立あ...
「ひとそれぞれ」
生き方に 多様性があればいいのに どんな...
ろんりねんす
さみしいよるに 誰かの温もりが欲しくて ...
最初は先にAIが崩壊を始めて
最初は先にAIが崩壊を始めて 「何だい!...
逡巡
考えれば考えるほど わからないことに気づ...
063
麒麟はキリンじゃない 鳳凰 霊亀 応竜 ...
アルマゲドンスモーキングビーチClub
あのときはバカだなんて言ってごめんね い...
夕暮れ。
前のは、寂しいなあと思った。 今は、頑張...
モードとロードス
もーどーでもいいわ、ドレスデンへは行けな...
僕のイマジナリーフレンドへ
最近呼んであげられなくてごめんね いつも...
君も空を
僕は見ているよ ...
種
暗渠の遊歩道で 綺麗なタチアオイを見つけ...
怒りの業火で
陽キャ、だとぉ 陰キャ、だとぉ ...
062
そっくりな まる みっつ 景色の中で 寄...