毎日
おかえりなさいって素敵な言葉
日常が危険に晒される度に当たり前の儚さを学び、
尊さを知る。
自分の奇跡に感謝し、他人の奇跡を祈る。
私にはそれしかできないの。でもそれでいいの。
ありがとうってどんな言葉?
「存在することが稀で尊いこと」らしい。滅多にない出来事に感動する。
そこからどうやって現代の感謝を示す言葉に変化したのかはわからないけれど、
自分を助けてくれた偶然に敬意を表そうと思った方々は素晴らしいな。
いや、有難いな。
さようならって不思議な言葉
「左様ならば」が語源なのは知っているけれど
そこからどう別れの言葉につながるのかさっぱりわからない
どうやら、言い切らず閉じきらず、そっと幕を下ろすように別れを表現し、
相手との関係や心情に柔らかい余韻を残す挨拶として重宝されているらしい。
不可避な状況を受け入れつつ別れを告げる日本独自の表現みたい。
“たった一言”に込める思いやりが素敵だ。
……
ほら、
日常に潜む当たり前な言葉でさえ、繊細な気遣いが施されている
言葉を発するときに毎回敬意を表しているとキリがないけれど
帰ってきてくれて嬉しい気持ちは本物だし
人からもらった奇跡に感謝する気持ちは確かだし
誰かとの別れが寂しい気持ちが嘘なわけないんだ。
それを知ってどうしたいな、どうするべきだろうな、と言うのははっきり思い浮かばないけれど
それを知ったら、私の日常の彩度がほんの少し上がるんだろうな。
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