喧騒の記憶
閉じられたシャッター
ある日
その下には誰かが付け足した
「a week」
の文字があった
またある日
取り消し線が引かれたその文字の下には
「a month」
またある日
さらに取り消された挙句には
「a year」
たまらなくなった僕は
取り消し線の文字を白いペンキで塗りつぶして
一番上にこう付け加えたんだ
「My heart is 」
閉じられたシャッター
ある日
その下には誰かが付け足した
「a week」
の文字があった
またある日
取り消し線が引かれたその文字の下には
「a month」
またある日
さらに取り消された挙句には
「a year」
たまらなくなった僕は
取り消し線の文字を白いペンキで塗りつぶして
一番上にこう付け加えたんだ
「My heart is 」
会員でない方は会員登録してください。
コメント
粋ですな。
@たかぼ
さん、いやん。
コロナ禍の寂しさをうたってみました。
掌編小説のようですね。掌編を、さらに削ぎ落として、詩にしたら、こういう感じになるのかな…。こういう詩、私も書きたいです。
@長谷川 忍
さん、ありがとうございます。
褒めてもらい過ぎてフワフワします(^^)
どこぞの悪戯的な落書きみたいなものからでも何やかんや世相だったり物語なんかを感じられたら良いなと思います。