
アンドリーセン
器でうけて水を流し込むほどに
両手でうけて水をあふれ出してくるほどに
水が溢れ出てくる毎日のあふれでてくるあらゆるものの
安穏的であるばかりの水があらゆるところにあらわれる
この宇宙大のあふれ出て来るものの安穏にかけて
明日から今日から今から百年まえから
まわりくどくてあふれるばかりの一丸の水の蒸発する
とぼしい限りの世界の蒸発についぞこころがつきしたがっている
方面はしくじったばかりに水かける論的上昇へと
知らされるものは水の公平的蒸発のふしぎ
たらちねの言葉にもその蒸発のあわれみの
すぎゆく日輪の声高くして万能のこぎりの吠えるアンサンブルと
シャツ姿のたらちねの下穿き姿のたらちねの
オールドファッションは水的にめぐりくる明日ですと
君もはやくその下着をぬいでおごそかにつつましく我が世に出なさいと
宝冠するたびに体感する旅にたちとてとする母のちぶさへと
イコールとエコールと証紙するハイゼンベルクと
たまゆらのしこたまとトラウマとムスタングとヘルシンキへと行け
この広大無辺の生き地獄と消失のヘルダーリンと
ちんちんと紫水晶とエラスムスと理念とのベッドインするサラサーテと
おこしやす、この燃えがらの、つづうらうらに
へそのごま飛び、モスクワは炎上する、信念の波状攻撃
つやつやとして我がこころにおだやかに
さらしなのそばのはたけに日輪の
いけどもいけども満州荒野の泥靴に歩きつつ眠るこの兵隊さん
わが父と呼ぶ、ここは暗澹たる地平の中間点として
しこたま、むらさきののゆき、しめのゆき、しこたん
しょこたん、ふたりの安全である水のあたりに
ベビーはほほえむ、ルールにのっとって、あらゆる愛の支笏湖
ツリーのうえにベビーパウダーの星でかがやくミミズクたちよ
しかも君が僕に、その天花粉で美しくする夜の背後で
旅人よ、シモンのように、サイモンのように、サラダ油のように
テナガザルの言葉で追跡する
兵庫の山の奥深く、アララト山は地上の明白である
四国へとわたる追善供養のあんかけそばに
デモクラシーの平然とする地球規模のシルクの糸で
あみこまれた愛とシュウメイギクのつい昨日
ほしがらないことの重大なあやまちの
水です、この水です、この放射能
ほりだされる石の
いくらでもここに。
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