しろがねいろの満月は冴えかえる なくしものはない はじめから 持っていなければ なくすはずもないね しろがねいろの満月は冴えかえる 2022.03.26 10 91 6 投稿者 こしごえ フォローする Tweet Share 冬を待つ 小説「人草」文庫版裏表紙 コメント こしごえ 2022.03.26 16:53 メンション イチカワさんへ イチカワさんの教えてくれたその通りですね。そのある映画のセリフを教えてくれたりして、コメントをくださいまして、ありがとうございます。 この「しろがねいろの満月は冴えかえる」は、私の第一詩集『遺伝子』(2004年3月刊行。絶版)に添えた短編小説に出てくる登場人物のセリフをもとにしてから最終行を新たに付け足したものです。 あぶくも 2022.03.27 11:28 メンション 私はこちらを思い出しました。 海士町のPR広告『ないものは、ない』です。 http://www.town.ama.shimane.jp/topics/3000-1/post-72.html 長谷川 忍 2022.03.27 12:42 メンション もしかしたら、かたちの無いものをたくさん持っていらっしゃるのかな、と思いました。感情とか、心ですとか。…自分の中にあるものですから、無くしようがない。 こしごえ 2022.03.28 08:20 メンション あぶくもさんへ この詩から、そうやって思い出してくれて、この詩がそのきっかけになれたことを貴重に思います。その思い出したことを教えてくださいまして、ありがとうございます。 リンクをたどってみました。『ないものは、ない』というの すてきな意味がある言葉ですね。①無くてもよい ②大事なことはすべてここにある、というの。すてきです。 こしごえ 2022.03.28 08:40 メンション 長谷川さんへ 「なくしものはない はじめから 持っていなければ なくすはずもないね」まあ、これを書いた2004年以前の自分の思いは忘れましたが、言葉は残っている。うん。 まあ、残っている上記の言葉を今なりに自分で解釈すると、「持っている」と「思った時点で」既にもう「失っている」ということです。なので、何もかもを「持っていない」と思うことで、「全てから解放される」と思いたいのでしょうね私は。 うん、でも、長谷川さんの言ってくれた通り、かたちの無いものをたくさん持っているとは、自分で思いますね。これらのほとんどは、私にとって大切なものです。 長谷川さんにそう言ってもらい思うのですが、自分の中にあるものは確かに無くしようがない。つまり、私がいつどこに居ても、これらの大切なものは(ある次元では常に)自分と一緒。だからある意味安心ですね。 長谷川さん、それに気付かせてくれて、ありがたく貴重に思います。ありがとうございます。 ザイチ 2022.03.29 21:55 メンション すごく感覚的に響く詩ですね。 いさぎよいまでに切りすてているというか、持たないことが何ら苦でない様が威風堂々としていて、 まさに表題に集約されていると感じました。 こしごえ 2022.03.30 14:54 メンション ザイチさんへ ああ、ザイチさんの感覚にこの詩が響いてよかったです。 「放てば手に満ちる」という道元禅師の言葉がありますね。実際にこれを実践できるかと問われれば、難しいです。でも、理想は理想としてですね。 ザイチさんが、題も含めてこの詩全体を丁寧に読んでくれたようで、ありがたいです。ありがとうございます。 こしごえ 2022.03.30 15:04 メンション あああさんへ はい、あああさんの言ってくれた通りですね。もちろん、「なくしものはない」と「思うことを」「持っていたりする」というのもあります。まあ、さまざまな存在にもキリがありません。そう思うと言う通りで辛かったりしますね。その通り。でも、そこをどう思うか。物は考えようですよね。「持っている」から「なくすこともできる」というある意味「なくすことができる」幸せもあるとは言えないでしょうか。「持てる幸せ」とも言えます。まぁ、突き詰めていくと、キリが無くなって、辛くなるのは辛いですね。ん、だから、キリの良いところで諦めも肝心なのかも。ふふ。 あああさんが、この詩にそうやって反応してくれたことをありがたく思います。ありがとうございます。 佐藤宏 2022.04.03 01:47 メンション 最後の一行が胸に響きます。こういった跳躍は読んでいてとても気分がいいです。 こしごえ 2022.04.05 09:12 メンション 佐藤さんへ ああ、佐藤さんがそう言ってくれて良かったです。 元々これは五行歌(※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。)として書いたものなので、タイトルは無かったのです。 最終行はこの詩(最初の原作は、五行歌として書いた時)の場合、少し悩んだと思います。前の4行に引きずられては つまらないだろうなぁ、と思いまして、関係の無いように最後の一行を書きました。佐藤さんが、これを跳躍と捉えてくれて、そう言って胸に響くと言ってくれて、とてもうれしいです。ありがとうございます。 コメントするためには、 ログイン してください。
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イチカワさんへ イチカワさんの教えてくれたその通りですね。そのある映画のセリフを教えてくれたりして、コメントをくださいまして、ありがとうございます。
この「しろがねいろの満月は冴えかえる」は、私の第一詩集『遺伝子』(2004年3月刊行。絶版)に添えた短編小説に出てくる登場人物のセリフをもとにしてから最終行を新たに付け足したものです。
私はこちらを思い出しました。
海士町のPR広告『ないものは、ない』です。
http://www.town.ama.shimane.jp/topics/3000-1/post-72.html
もしかしたら、かたちの無いものをたくさん持っていらっしゃるのかな、と思いました。感情とか、心ですとか。…自分の中にあるものですから、無くしようがない。
あぶくもさんへ この詩から、そうやって思い出してくれて、この詩がそのきっかけになれたことを貴重に思います。その思い出したことを教えてくださいまして、ありがとうございます。
リンクをたどってみました。『ないものは、ない』というの すてきな意味がある言葉ですね。①無くてもよい ②大事なことはすべてここにある、というの。すてきです。
長谷川さんへ 「なくしものはない はじめから 持っていなければ なくすはずもないね」まあ、これを書いた2004年以前の自分の思いは忘れましたが、言葉は残っている。うん。
まあ、残っている上記の言葉を今なりに自分で解釈すると、「持っている」と「思った時点で」既にもう「失っている」ということです。なので、何もかもを「持っていない」と思うことで、「全てから解放される」と思いたいのでしょうね私は。
うん、でも、長谷川さんの言ってくれた通り、かたちの無いものをたくさん持っているとは、自分で思いますね。これらのほとんどは、私にとって大切なものです。
長谷川さんにそう言ってもらい思うのですが、自分の中にあるものは確かに無くしようがない。つまり、私がいつどこに居ても、これらの大切なものは(ある次元では常に)自分と一緒。だからある意味安心ですね。
長谷川さん、それに気付かせてくれて、ありがたく貴重に思います。ありがとうございます。
すごく感覚的に響く詩ですね。
いさぎよいまでに切りすてているというか、持たないことが何ら苦でない様が威風堂々としていて、
まさに表題に集約されていると感じました。
ザイチさんへ ああ、ザイチさんの感覚にこの詩が響いてよかったです。
「放てば手に満ちる」という道元禅師の言葉がありますね。実際にこれを実践できるかと問われれば、難しいです。でも、理想は理想としてですね。
ザイチさんが、題も含めてこの詩全体を丁寧に読んでくれたようで、ありがたいです。ありがとうございます。
あああさんへ はい、あああさんの言ってくれた通りですね。もちろん、「なくしものはない」と「思うことを」「持っていたりする」というのもあります。まあ、さまざまな存在にもキリがありません。そう思うと言う通りで辛かったりしますね。その通り。でも、そこをどう思うか。物は考えようですよね。「持っている」から「なくすこともできる」というある意味「なくすことができる」幸せもあるとは言えないでしょうか。「持てる幸せ」とも言えます。まぁ、突き詰めていくと、キリが無くなって、辛くなるのは辛いですね。ん、だから、キリの良いところで諦めも肝心なのかも。ふふ。
あああさんが、この詩にそうやって反応してくれたことをありがたく思います。ありがとうございます。
最後の一行が胸に響きます。こういった跳躍は読んでいてとても気分がいいです。
佐藤さんへ ああ、佐藤さんがそう言ってくれて良かったです。
元々これは五行歌(※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。)として書いたものなので、タイトルは無かったのです。
最終行はこの詩(最初の原作は、五行歌として書いた時)の場合、少し悩んだと思います。前の4行に引きずられては つまらないだろうなぁ、と思いまして、関係の無いように最後の一行を書きました。佐藤さんが、これを跳躍と捉えてくれて、そう言って胸に響くと言ってくれて、とてもうれしいです。ありがとうございます。