影 斜めに射す陽が ようやく黄金色に熟して 脆く薄い影が 濃く甘く薫ってくる。 壁にゆらめく影を 北北西の風が 悪戯にめくっては剥いで 漆黒に塗られる前の 宵闇の秘密を探している。 2021.05.04 8 184 8 投稿者 渡 ひろこ 埼玉県 フォローする Tweet Share もうひとつの時間 花として 人として コメント timoleon 2021.05.04 14:26 メンション 影に焦点をあてようとすると、読む側はポジの方にどうしても意識が行ってしまい、それ自体の方が、秘密めいていたり、まんまと作者さんの意図であったのかも、と思いました。 渡 ひろこ 2021.05.04 18:31 メンション ティモさん、ありがとうございます。写真に詩のストーリー性を、助けてもらった気がします。笑 長谷川 忍 2021.05.04 19:16 メンション 夕から、宵に移っていく、わずかな危うさを想ってみました。「影」という言葉が、お写真とも相まり、効いていますね。宵闇の先にある物語が気になりました。 渡 ひろこ 2021.05.04 20:53 メンション 長谷川さん、ありがとうございます。夕方から夜にかけての硲にある、宵闇の危うさ、魅惑を想って書いてみました。物語の扉は、宵闇にありそうですね。笑 王殺し 2021.05.05 10:03 メンション フォーカスがあたったツツジとヤマブキ(かな?)の背後にいる存在が大きくクローズアップされていて面白いです。 影であるから風による揺れがよけい強調されるようで、詩もこの写真も好きです。 渡 ひろこ 2021.05.05 20:34 メンション 王殺しさん、ありがとうございます。写真も詩も深く読んで頂き、感謝です。 こしごえ 2021.05.09 15:56 メンション 写真と合った詩全体に、影に関係する存在と影の存在が生きていて、影そのものが いのち(たましい)を持った存在のように私の目(こころ)に映ります。すてきな写真と詩をありがとうございます。 渡 ひろこ 2021.05.09 20:18 メンション こしごえさん、ありがとうございます。 たまたま写真が上手く撮れたこともありますが、影に魂を感じてくださって、嬉しいです。 コメントするためには、 ログイン してください。
コメント
影に焦点をあてようとすると、読む側はポジの方にどうしても意識が行ってしまい、それ自体の方が、秘密めいていたり、まんまと作者さんの意図であったのかも、と思いました。
ティモさん、ありがとうございます。写真に詩のストーリー性を、助けてもらった気がします。笑
夕から、宵に移っていく、わずかな危うさを想ってみました。「影」という言葉が、お写真とも相まり、効いていますね。宵闇の先にある物語が気になりました。
長谷川さん、ありがとうございます。夕方から夜にかけての硲にある、宵闇の危うさ、魅惑を想って書いてみました。物語の扉は、宵闇にありそうですね。笑
フォーカスがあたったツツジとヤマブキ(かな?)の背後にいる存在が大きくクローズアップされていて面白いです。
影であるから風による揺れがよけい強調されるようで、詩もこの写真も好きです。
王殺しさん、ありがとうございます。写真も詩も深く読んで頂き、感謝です。
写真と合った詩全体に、影に関係する存在と影の存在が生きていて、影そのものが いのち(たましい)を持った存在のように私の目(こころ)に映ります。すてきな写真と詩をありがとうございます。
こしごえさん、ありがとうございます。
たまたま写真が上手く撮れたこともありますが、影に魂を感じてくださって、嬉しいです。