バード
高いところから もっと高いところを眺めて...
マーちゃんD-28
彼女と僕は知り合って五年 暮らし始めて二...
レスポンソリウム/アンティフォナ
さ よ なマ らリ ア ...
ポエム
恋多き女の最初の男が それだった 年齢を...
静けさ
この一瞬に世界のどこかで コーヒーカップ...
わたしの曲
ついさっきまで呼んでいたものが もう今...
河口へ
私鉄電車を乗り継ぎ、急行の停まらない駅で...
有形の不在
雨 降るのかしら。 今 先のことなどわか...
振り子の力学
這うように歩くと水たまりが フラミンゴ色...
パディントンにての比較級
Dear Mx. あたしが大好きなあなた...
フランスへ行きたいと思うけど
アテネ・フランセの フランス人のきれいな...
いろいろやってみる(四万十川的感想勝手にひとり連詩)
脇. なんだか、また今日は風が強く吹いて...
星屑
一つの星屑が終わった そして引き続き 「...
ふと見ると少年
薄闇が僕を抱きしめて 霧雨は優しく髪を濡...
語学学習2
Say, “I am alw...
アナーキーインjp
僕が文句を言うと みんなが文句を言いだし...
招魂山
右手の下の方の墓地から吹き上げる風に す...
砂漠旅情
男が 痛みだらけの砂漠のど真ん中 人質を...
存在と自由のアンチテーゼ
雨 泳ぐ鳥 結晶化して 飼い慣らす肉塊 ...
鳥葬
銀河の岸で静かな深い鬼は 星の亡骸へ ほ...
語学学習
I’m going to y...
舎見初夏来
朝見惜春雨降冲 飛流如瀑布裂空 水煙籠山...
透明金魚
集合団地のあちこちで 透明金魚が、ちりん...
黒チューリップの日
お母さん、私、好きな子ができたよ 私より...
メンテナンス
長いこと 夢から遠ざかっていたので あの...
葬
目を閉じる 潮騒と足音 空はもうじき 逆...
優しさを偽造する
そぞろ歩きのちいさな深夜 足取りは変に軽...
画詩
こないだ初めて聞いた話し 12年くらい前...
ティンカーベルの粉
重力に 負けそうなときは 2センチぐ...
探しもの
五年前のこと あなたにとっては人生の半分...