異国の空の下で
涙を流す日々 それでも 前を向き続けた貴...
灰色のその先に
嬉しいはずなのに 目に浮かぶのは灰色一色...
ひととき
好きな音楽を聴き コーヒーを飲み 湖畔に...
白の軌跡
真っ白い 服を着ていた はずなのに 白が...
風のないあの日
風なんかないのに、 桜の花びらが はらは...
青の刻
夜明け前。 空気までもが青に染まる瞬間。...
雨音
苦しい、こころが 苦しい時もある でもそ...
ifの履歴
落葉樹が曲がる先に 交番の波形 あなたが...
弱音はくはく
長く生きて きたけれど ちっとも 思った...
純粋な・・・
大きな声で 「沼影新道! 次におります~...
死ぬる春
思い当たる節のない親切心、ゆすられる前兆...
往く海の歌
往く海の歌として…… わたしは、天蓋から...
裏側のFAKE
内容も無く 寒い結果 理想が軋み 現実が...
いったい
アラオザル公国 大使館のものですが A様...
例外
詩人が死を司る死神の恩寵を受けた人たちな...
蝉の解体。
7月15日(月曜日) 6時間30分だ。 ...
満たす
満たす 叩かれる音のない鼓の む...
ある詩人の絶筆
空には羊雲 空の底には私 私のほほにそよ...
Neoおっさん
黙り込んで 酒を呑んでいるおっさん そう...
運命
絶望の淵で 「このまま死なせてくれ」 と...
詩をかくということ
パターン化しているけど芸能人のデビュー時...
Γαλάτεια
月光や 五白一黄 烏黒天 四柳廿玉 野風...
白けた社会のラーテル
白けた社会の隅で ラーテルは産まれた ニ...
ゴジラ
月に向けて啼くはゴジラ 開かれる事の無い...
三連詩 神と亡者
『次の人』 天使は約定を破棄し 人間界に...
教会の鐘
核弾頭、空母、ミサイル そ...
時間差娼婦
腐った未来にキス 生きてる水と 死んてる...
日常
脱いだTシャツを、 また着ようよ…… ロ...
🌻
憧れに身を焦がし 焼け爛れたその姿 夢の...
エジプトの太陽わ
砂漠の縁で 黒い背中の甲虫が 丸めている...