雨の日の青
彼の目は、雨の日の青だ 雨の日、ガラスに...
手術台に座る
目の手術を受けることになった 仕方なかっ...
緑のたぬきと赤いきつね
緑のたぬきと赤いきつね ただ創作現場...
真新しい壁
これまで散々閉じ込められて来た きな臭い...
愛おしいものでありますように
愛するものが増えることは幸せなこと。 失...
連理でなく平行へ
信じていた きっといつかは連理に そう思...
101
大人になった向日葵は もう太陽を追いかけ...
渚に書いた君の名前
渚に書いた君の名前は波にのまれ潮風ととも...
Green Dive
あいつの目の中にいる俺が ピエロみたいに...
朝古廟
照る面 長姉の平ら 曇る袖 輝く棋局 四...
無題、8月、2
叢雨を なぎたおす 台風の来ない 窓へ ...
自分を信じよう このいのちを
弱い 自分を 弱いと 認める ところから...
親
高きから低きへ流れるように 憤りの前の ...
人生を転調させる
世に素敵な音楽は数々あるが、メロディーが...
【連載詩】1. 気狂いピエロ
子供の頃、母に連れられていったサーカスで...
星の意識
動くものと停止したもの 悠久の時の中で刻...
大魚
思考の大海に 潜む影 その背中は 鯨のご...
八月九日
午後になった 扇風機をとめて 水を届けに...
生命力溢れる生き方として
生命力溢れる生き方として ネットに転がっ...
とまと
とまと とまと とまと みのれ みのれ ...
A面B面とフロンのフロウ
みんなアルバムって覚えてる? A面B面を...
霊界小説家
想い出に浸る間もない、 そんな事は自明の...
無題
叢雨を なぎたおす 台風は来ない 窓枠へ...
言葉を紡ぐこと
ずっと問い続けてきたことがある。 なぜ私...
monday cloud
むせかえる暑さの中、仕事に向かった。 仕...
ロボットみたいに
感情に飲まれず、淡々と生きる これは私が...
恐れを抱きしめて
明るい布でくるみ、あなたは[いないこと]...
夏の夜に
ズズッズズッ 熱さとその音で目が覚めた ...
思い出せない
真冬のキャンプ場 夫と息子 星がきれいだ...
青森の林檎
空がお前の顔に見えて 居心地が悪くなって...