ある夏の朝〜ダブルノックダウン篇
朝6:14 太陽は北極熊を焼き殺す 眠る...
そら
あのかいぶつが、空に横たわる 若い 優し...
たんぽぽ
たんぼぽの 綿毛につかまって あの人は旅...
お前しか勝たん
もしも俺が猫だったら お前を振り向かせる...
九夏の九天
九つの 照る九重よ 長月や 雷電の依怙 ...
痒みの国のPUNKS
日光アレルギー 人間アレルギー 猫アレル...
あつすぎ
道路に落ちてる猫が溶けていって バターに...
題
あゆなぎの 大歩危小歩危 はなむけむすび...
千年前のことも 忘れたけれど
忘れる 悪いことも いいことも忘れる 千...
AIの侵略
AIの侵略 遂に人のAI化が始まった...
ところ天
お前のヘンリーズポケットを そっとふさい...
冬鼠
黒ずんだ のこぎり屋根の原野を 仲...
炎上する夏
真夏の公園で 炎上する人を見た サラリー...
あなたへ
〜へ。
人間とは何か
人間を知る 自らを知らない 他人を知らな...
徳島の山道
剣山にユダヤのアークが眠ってる 元旦に母...
紫綈
数数の 家紋の衣装 紺と銀 押しかけの雪...
夜
やっと終わった この多忙な日が やっと一...
けいぞく
言葉の墓に 手を合わせて 言葉を掛ける ...
道案内
ああ、また道を間違えた。 正しい道は分か...
忠宿
紫紬衣か? 君の日日 の哀歌や 君の意志...
お詩らせ
伝えたいことがあるのだった この金曜日 ...
ゴールデン・ゲート・ブリッジ
口に出した事を実現しようぜ 例え途方もな...
自爆:ゼンブジコウジトク
シャブでボケてる頭で投函 ヤマトの中に入...
まどろみ
アボカド ブロッコリー 椎の木 言葉 滑...
わたくしライオンなのですが
わたくしライオンなのですが 最近困ってい...
陽炎
一本道から 入道雲が上がってくる時 昔見...
In the shade
駅から出るとバスターミナルを 陽が独占す...
猫の尻尾の方角に
猫の尻尾に従って 俺はそっちに行ってみた...
ゆび
指先一つ分の 旅をする カチッと、 ...