会議室会議
茶柱が立った、と言う その声が 柔らかな...
085
今の風は何色だった? 耳のうしろで あな...
さがしてる
こころ浮き立つ季節に 私のこころも足早に...
弟瑗目
夜な夜なよ 玻璃にしみ入る 風の袖 ああ...
グラス・リーブル
右手に弓が生え 左手に弦が生え 踊る...
サージカル
余裕がないときに限って きみの目が潤んで...
乱暴である
とつぜん畜生 畜生 ちくしょおぉぉぉ と...
糸巻き
波の音 妄想はない 赤い糸 確かに、端に...
水と油
アイ イレル モノ 引き合って アイ イ...
録験体
スクリュウが体内でカシミアの出来損ないで...
光
朝日にふくまれる無限の祈り ことばになれ...
さようなら さようなら
私の 魂という命は この体を借りているの...
質感
はんこを押す時、ペッタンペッタンと言うそ...
滴る祈り
静かに滴り落ちる あなたの命 ごめんね ...
繋がる
人を 信じられない そうやって突き放そう...
これでいい?
あなたが降らせたんでしょう この野蛮な雨...
吹き流し
吹き流し? ウインドソック? 食わせ物 ...
風速計
春が着いた 質感でそのことを知った 白い...
風の百の手 (五十の左手)
風の音 猛吹雪山 進む鐘 雪にしみ入る ...
冷えた朝、寝癖。
明かりのつく朝。 凍った空気清浄機の呼吸...
春のしっぽいのちは
あの人は いのちを知っている いのちは魂...
084
お知らせします 本日開催予定の 「自分を...
乙夜の火
藍の音 愛のしるしも 呼び慕う このチェ...
進む鐘
天国の 白い広場な 狭い影 影を消したい...
スラッシュ
少しの休みをムダにして 起きあがれば生地...
秋の午後 (温室から)
藍色の 秋袷だよ 七本の ツマトリソウも...
あなたの誕生と僕の誕生の間に
小夜中や 庚の肋 辛いまま
呼び慕う
寒い墓地 驀進の摹擬 降り募る 夕暮れの...
グィネヴィアとエレイン
静寂を沈めた海が、満月を映している 白い...
告白
罪深い私を ゆるしてくれる その存在に多...