机の上にある華
今やらなきゃいけないことの となりに 何...
渋滞
誰もいない言葉 綴られただけの 八月の少...
忙しない睦月
月曜日 大統領就任の日 ワシントンD.C...
日本人よ
夏の暑さを、許しなさい 夏は、暑いもので...
冬の刺青
ほんとうのことは ほんとうのことにしか ...
今朝聴いた音樂
二種類の音樂がある 中古盤屋で¥100-...
冒険
冒険 この旅は夢かうつつかまぼろしか...
無意識ネットワーク
脆弱な無意識ネットワークだから眠っている...
大昔ホラ話『軟便出太郎』
大昔、あるところに酷い便秘に悩まされてい...
不等号
「昨日までは、ね。」 と話すあなたに 「...
父親
私の父は 或る人たちからは 無頼漢だと思...
室町無頼
室町無頼 たぐいまれな 情弱の男...
とろいめらい
いくつもの残像からの、しばらくの瞑想の、...
東京
池袋まで電車で30分の處に住んでゐる だ...
イマジズム詩②
水蜜桃 滴るジュース- 冬とは眞逆のもの
イマジズム詩①
外は 今日をすら古びさせる 風が吹く 院...
078
難しい言葉を たくさん知っている あなた...
都市狼牙を剥く
私は捨て台詞なら幾らでも吐ける だが今後...
接写体
あのね、飛翔するわたしは感覚を失うことは...
感情生活
バンド、と云ふと 叛社會的なものなのでは...
齒母神つひに裸身となる
私が詩ウタふのは所詮平和の詩ウタだ だが...
旅
財布の中に右耳を見つけた 最近コインの音...
● フラワ枯れたと誰か笑ふ ●
自分はガンダム世代と思っていたけどイスカ...
流:引用合体詩
涙なんてすぐに流せるんだよ。 死んでしま...
或る営為
夜更けに 焼いてもゐない食パンを齧りなが...
戀・めゝざこ・亡靈
私は戀一途に生きてきた譯でもなく だが戀...
私の句會
〈氷る夜や諸手かけたる戸のはしり 白雄〉...
ぐい吞み
掌に よく馴染んだぐい吞みを 持たぬ 私...
トロイメライ
オートで発生する不純なパトスで 雑なフロ...