ふう檸檬月
空を見上げると 満月が檸檬になっていた ...
「変化と固定」
「変化と固定」 1人の葛藤が具現化した革...
SWEET NOTHING
空っぽの世界と君は言った 今は彼女と登山...
日々のメモリ
浴衣姿の友達 落ちてく線香花火 目の前の...
母と父の手
母と父の手を繋いで 歩いた なにかの帰り...
「拝啓 滝壺から」
炎暑の候 聳り立つ岩肌から 濃緑の滝壺に...
クリーナー
いい時も悪い時も 俺は中野新橋を渡って ...
靴
靴を洗濯した。 ついでに。 帽子も洗濯し...
アジの開き
夜七時のニュースへ耳だけ傾け ガスコンロ...
GRACE
お前を想うと 俺は自分を呪う そばにいて...
五連詩 喰らうもの
『祀られしもの』 小さな祠に、生首の石像...
不全インソムニア
僕が見る夢は必ず現実となるので 母親が死...
マンチカンやブルドッグ
品種改良をされた動物 人のエゴじゃなく ...
みちひき
まさかまさかだろうと慄いて まだかまだか...
歯ブラシ
初めて会ったばかりの男と焼き鳥を食べてい...
冷房戦争
もはや電車にも乗れない英明は 車内でパニ...
夏
夏は暑くて 大変だけど 少し雨で濡れた土...
アジノタタキ
繊維の構造に 光が降り注いで 戸惑ったわ...
風向き
冷たい風が 強く吹く朝がある カラカラと...
パパ達
パパは家を出て行って 再会したのは26の...
奇妙なレクイエム
ネアンデルタール人の女は さくらんぼの枝...
どうぞ
神力の 渦巻く蜜や 藍色の 蝶蝶のキス ...
平ら
太陽の 子孫の美顔 見は平和 よそ見は不...
VAI VIVA MARRY?
雨に濡れた女が ノーブラで踊ってる やっ...
クラッシック
クラッシックを塗り替えられないなら レオ...
人知れず
人知れず風はどこかの雑木林を通りすぎる ...
ANEVE ARDENS
晩雷雨 に知られぬ音 愛しい目 ああ、何...
空白の2年3ヶ月
留置所で支給される味噌汁は 薄くて味もし...
マシマシは無しで
俺の詩は踏み絵で 読んだお前は戸惑ってい...