またたき
瞬く間にあの人は変わった 夫からあの人に...
あい;してい;る
鵜の市街 この涕く霈 の俤 輝く熟柿 旆...
陰謀論
少子高齢化社会と言われてしたしいがお年寄...
耳の畑
お前の痛みは正しい おかしくて反転してる...
許せない。
リーダーは。 わがままだ。 リーダーは。...
悪人と善人
善く生きたい と思うということは、 私は...
即興/日暮れのかなしみ
土のかおり リズム 新しい息吹 泣いてる...
102
いつ咲くのかも分からない 言葉の蕾を持ち...
のりもの
のりものに乗った 小さな真昼だった 窓際...
放火魔25
LIGHT UP YOUR FIRE!火...
黒く染まるな
ああ、私が灰色でいられる時間。 時計が動...
雨の日の青
彼の目は、雨の日の青だ 雨の日、ガラスに...
手術台に座る
目の手術を受けることになった 仕方なかっ...
緑のたぬきと赤いきつね
緑のたぬきと赤いきつね ただ創作現場...
真新しい壁
これまで散々閉じ込められて来た きな臭い...
愛おしいものでありますように
愛するものが増えることは幸せなこと。 失...
連理でなく平行へ
信じていた きっといつかは連理に そう思...
101
大人になった向日葵は もう太陽を追いかけ...
渚に書いた君の名前
渚に書いた君の名前は波にのまれ潮風ととも...
Green Dive
あいつの目の中にいる俺が ピエロみたいに...
風は風
私は私 風は風 ごまかしきれずに 去って...
朝古廟
照る面 長姉の平ら 曇る袖 輝く棋局 四...
無題、8月、2
叢雨を なぎたおす 台風の来ない 窓へ ...
自分を信じよう このいのちを
弱い 自分を 弱いと 認める ところから...
親
高きから低きへ流れるように 憤りの前の ...
人生を転調させる
世に素敵な音楽は数々あるが、メロディーが...
【連載詩】1. 気狂いピエロ
子供の頃、母に連れられていったサーカスで...
星の意識
動くものと停止したもの 悠久の時の中で刻...
大魚
思考の大海に 潜む影 その背中は 鯨のご...
八月九日
午後になった 扇風機をとめて 水を届けに...