信頼に足る
親友は駄目だ。 親では現実性に乏しい。 ...
透明な恋の瞳
ペットポトルの中での痛い くらいの出来事...
想いの行方
光は泣くけれど 誰もその涙を見ない 影は...
木枯らし自身のうなじ
刀鍛冶 彼は作った 大小を 見せてくれた...
春の風
どんなに辛くても 幸せでも 季節は巡り ...
マグノリア柄の背の高いパジャマ
梅雨時や 両手で君に 酒を注す 拭く手が...
糸巻きの形
波の音 妄想はない 赤い糸 確かに、端に...
鳥たちの歌
記憶の中で薄ぼんやり聞こえる子供達の喋る...
老人と旅人
雪で覆われた山道を一人の老人が杖を頼りに...
日没にこの耳環を作り終えました
すみません ミス冥冥を 見ましたか 彼女...
会議室会議
茶柱が立った、と言う その声が 柔らかな...
085
今の風は何色だった? 耳のうしろで あな...
さがしてる
こころ浮き立つ季節に 私のこころも足早に...
弟瑗目
夜な夜なよ 玻璃にしみ入る 風の袖 ああ...
グラス・リーブル
右手に弓が生え 左手に弦が生え 踊る...
サージカル
余裕がないときに限って きみの目が潤んで...
乱暴である
とつぜん畜生 畜生 ちくしょおぉぉぉ と...
糸巻き
波の音 妄想はない 赤い糸 確かに、端に...
水と油
アイ イレル モノ 引き合って アイ イ...
録験体
スクリュウが体内でカシミアの出来損ないで...
光
朝日にふくまれる無限の祈り ことばになれ...
さようなら さようなら
私の 魂という命は この体を借りているの...
質感
はんこを押す時、ペッタンペッタンと言うそ...
滴る祈り
静かに滴り落ちる あなたの命 ごめんね ...
繋がる
人を 信じられない そうやって突き放そう...
これでいい?
あなたが降らせたんでしょう この野蛮な雨...
吹き流し
吹き流し? ウインドソック? 食わせ物 ...
風速計
春が着いた 質感でそのことを知った 白い...
風の百の手 (五十の左手)
風の音 猛吹雪山 進む鐘 雪にしみ入る ...
冷えた朝、寝癖。
明かりのつく朝。 凍った空気清浄機の呼吸...