詩｜poem

耳鼻咽喉科のクリニック 保育士のお姉さん...

重いものは沈み 軽いものは浮く 冷たい感...

黄昏てゆく港町 下手なギターで歌う男 ス...

美気る素子輪の和見狂尊 真坂に樹破る減民...

私のまわりに　私の心 ふるえる　とても簡...

42円ご返却いたします 封書の手紙、通知...

とおく らいめい また いのちにもどる ...

日常から ふと こぼれ落ちてしまう瞬間 ...

　目の前に一頭の母牛が 　産み落としたば...

ひゅーん、ぴとっ てんとう虫は 一休み ...

　 11 このメニュウ 先生の部屋の座卓...

孤児院の社会を知らぬ子供らは大人たちより...

昔、すごくハマったゲームがあった どうし...

あなたの声だけが すっと耳に入ってくるの...

初心のうちは緊張している 弦がぴんと張っ...

細々と、若い店員さんが 説明をしているう...

寂しくて ただただ 心細くて 何でもいい...

毎朝 起きる度に 思うのです あぁ朝が来...

ひとりは 紙飛行機からはばたいて そらか...

黒電話は 着信履歴が 残るなんて なかっ...

進むんだ 飢えを満たし 顔を清め 会話を...

三 　師が逝き 尊父も逝った 翳りなき陽...

たまたまその時に 生まれただけなのに 訳...

1 イカのものすごいとこというのが 君に...

病室が移動した 同じ南向きで横に二部屋分...