人間らしさとは
人間らしさとは 陰で努力を積み重ねてた君...
YOASOBI
世間では夜遊びが流行っているらしいが 夜...
創世記(涙)
大人になること。それは涙を失うことだ。 ...
散歩
何も為すことなく 点滴が一滴ずつ ぽとり...
とあるわたし
わたしの部屋にいた蝶々が 飛べな...
マフポケット
突っ込まれた手 油断しすぎて 変な...
鳩の撃退法から
リハビリでお世話になっている理学療法士の...
鳩
リハビリの朝 病棟のコースを歩く 四面に...
魔術師のララバイ
月曜日の小鳥たちは 森の奥深くで 蛇が育...
酔っぱらいおぢさんの呟き
昼からにくを食う ゆずサワーもいっぱい、...
広島行
ゆっくりゆっくり空 冷たい風に変わるころ...
042
風が 季節を閉じようとしている 冷たい唇...
日常
朝起きて 寝ぼけ眼で朝日見る まるで君の...
四行の駅
テーブルの上に眼鏡がある 隣に空...
ブレザーとマフラー
君との距離を感じて 心にまでも冬が来たよ...
雨の午前3時
真夜中の独り言はいつも秘めやかに そっと...
okaeri.com 41-50
41 波の音は おーい って 波の音...
狙撃する人
きのうよりも正しく美しい人 その心臓は白...
曇天
ラッシュアワーを過ぎて まばらな乗客...
epiphany
一人もの思う夜 静寂(しじま)の囁くメッ...
とまどい
人の心は うつろいやすいものだから 不安...
041
言葉も交わさずに 手も繋がずに ただ そ...
月の満ち欠け―赤い糸
二 光月の下に 集い交わした誓いと別れ...
sayonara.com 41-50
41 どうして こんなにも 遠くなってし...
醤油煎餅
小松のばあちゃんは 椿の花の陽だまりに ...
曇り空
最近曇りが好きになってきた 前は雨が好き...
ま よ な か
真夜中です まぎれもなく いま 宇宙が息...
崖際
玄関を開けるとそこは崖際。暗くて底なんか...
躓き
昨日の末から断続的に 小さな一年間があり...
空は太陽のうみ
静寂な街に一つの 音が鳴り響き 街が彩り...