トカゲのピアノ曲
鎌倉のあたりに上陸する トカゲのピアノ曲...
雑踏にて
時を隔てて人は変わる 人が変わると街が変...
コバルトブルーの涙
音韻を小瓶に入れて思い切り放り投げた 海...
金のカギ
京阪電車の踏切渡った坂道で 目に付く酒房...
14
空 ええっ 幸福 はいっ 夢 まあっ 楽...
最中
君が頬張る その熱さで 湿って 貼り付く...
幽霊は成仏しない
流れていく風景 日常という名のコマーシャ...
暑い日
この雨が上がれば Ziriziする日が来...
記憶街Ⅱ
視線はただ日々と記憶の隙間に巣食う 眼で...
暗闇
一歩一歩 進むたびに感じる悪寒と安堵 先...
ささやき
光が 悲しみのすきまからもれ出して 胸の...
複色のばら
稚くて 美しくて 二人には白い花びらの開...
还魂
夕阳盖在你的脸上,三月 青草,金云,两处...
微笑
あまりに、この世界は美しすぎた わたしに...
※一部地域を除く
宅配でーす! おれはガラガラと玄関の引...
022
昨日を 開け放って 今日を 迎え入れよう...
拾って捨てて
拾って捨てて神様仏様 有り難みは日毎に薄...
アザミ
ノイバラが行く手をはばんでいる 多くの兵...
めぐる季節
思い出はいつも綺麗 茜色に染まった夕日の...
夜 (1829クレジットタイトル付)
あなぐらにひとり またひとり 揃いの靴が...
性(さが)
雨雲の 垂れる夜にした恋だったから 跳ね...
ジェンガティンガ司令
ジェンガティンガ司令 来る日も来る日も定...
1829
18歳から29歳までの間に 人生のほとん...
021
蕾の中の馬鹿野郎を 堪え切れずにぶちまけ...
電子レンジの中でシュークリームが爆発した日
なぜ、貴方の作品が、もっと評価されな...
5月のシャボン
先へゆくほどひらいてゆく 黄緑色のストロ...
1829
自分に居場所があるとき、誰かの居場所を埋...
ミーティングルーム
湯の煮たっている小鍋に浸る素麺二束 ...
1829
59回目の31日 何度繰り返しても終わら...
霙
冬の雨は、雪になれなかったものたちの悲し...