点滴マニア
ぽつぽつると滴り落ちる点 皮膚に非情なる...
超現実主義の花
ソイトスタラン、デデイータラ、モモデニス...
風景の中の関係
迷いの領域が解けていく 構わず街の輪郭に...
徒花
人知れず 断崖に咲く 徒花も 彩成すに足...
碁石を置く
あなたが黒をここに置く わたしが白をそこ...
コットン・レイン
天王星と海王星の間、しぐれるには永い き...
ⅮeepLanguage
心の鍵を明け渡したまま 好奇心を裡に宿し...
虚心坦懐
雲ひとつ無い黄昏の空 仄かに月が映る穏や...
羊頭狗肉
もはやその顔別人だね ここを抜け出さなき...
正夢
気怠い日々 溜息少し吐いて 気の抜けた ...
祭
「わっしょい!」 靴を履いて飛び出そう ...
だから、今
寝具の外には足の踏み場もない。 調理器具...
将来の夢
ダウン症児の息子をどっこいしょ、と 支援...
生きる力を見た
ボクは介護の職についた 数年前は高給取り...
きみにおくるバラッド
勉強ができても 勉強ができなくてもいいよ...
あんごう
わたし と あなた の あいだ の あん...
ダミスティアレス/モースフィアレス
それは察するに考えるに或る日であっただろ...
強がり
いつも強がっていた 強がって、一人になろ...
調理された都市
ハクサイとキャベツが畑から呪術する 一律...
私の友だち
健常人にも 病人にも 詩の好きな人は た...
裏の畑
裏の畑で 影千代が鳴いたので 行ってみた...
Wanted
父は本をいつも何か読んでいる これは高尚...
願望
「ほら、何がほしいんだ」自分は問うた 「...
落日
日が陰ると 心がしゅんとする 冗舌だった...
沢庵
春だというのに 凍えるような夜だった。 ...
ロケット
私はもう死のうと思う 生きるのが窮屈な時...
005
ひとりで うずくまっていた 僕を 覗き込...
無自覚
私は心のどこかで 表には出さない何かを考...
君の方程式
99% blue + you is RA...
Last Night
(1970年代末期〜1980年代初頭のア...