ひとりごと
目の前の空きビンを眺め 飛ぶことを夢みな...
カンピロバクターの施し
魂の井戸に沈む 悔悟 失望 烏瓜の橙 と...
今日
散り散り 死神 盆と正月が杖をついてる ...
5千年前
ウツラウツラと 油を売って 撃つ 痛 ...
あい にーど いおり
わたあめみたいな雲を食べる中国の仙人みた...
皮膚の下
こんななまっちょろい太陽じゃ 干からびて...
輪郭
今こここの時にスクエアな言葉が許されるな...
海を見に行った陸地の終わりだった
文字の輪郭をボカす楽しみ方は、 旅から戻...
群青を連れて
いつくしむということを 忘れてしまったな...
けもの道
一時間早く起きる人は不機嫌なんだって 一...
不死の人
玄関先で死んでいる蝉が 朝早くから私の眼...
妊娠の反対側
無人駅のコインロッカーにて 通称「ニンゲ...
去るサルトルは問う
死にたくない人生 ↓ 死にたい人生 ↓ ...
飴ちゃん
なぁ、おれにもその飴ちゃん1個くれ。 5...
無題
ス キ マ ダラケ 青い空が好きな アン...
ひびく
ひとがきらい ひとがこわい なぜなら傷つ...
ゴースト
(今日の日付をつぶやく) 灯台の未来 石...
うつくしいもの!
おら詩が好きだ 言葉が好きだ 誰かの中の...
人生-或いは四季-
消えてゆく夏 消えてゆく秋 消えてゆく春...
千年前
私の母親は神戸で生まれて 太陽と相思相愛...
な
居なくなってしまった 引き留めとうとした...
ディエン高原にて
迷い込むようにしてたどり着いたのは 天上...
今
わたしはわたしが死ぬ直前に何をおもうだろ...
蜻蛉の
ほどけていく豊かさにも 纏わる毒にも 重...
わなびーはっぴー
幸せはあるいてこない だから歩き続けて ...
社会通念
頑張るしかない、悲しい そうなんだ、かか...
白の系図
うちあけることは、むつかしい しろながす...
朝焼け
どうしようもなく歩いても どうしようもな...
タイダイミー
手紙を読むというのは声を聞くのとはわけが...
青空
僕は死んでいるのか いや僕は眠っているの...