幸せの毛
ケサランパサラン 綿毛と粉雪を混ぜた、...
かけがえのない日々
俺はもう君に 手を差し伸べる事が 出来な...
ドクダミ
庭のドクダミを抜く その根は深く 広くは...
詩人
頼まれて詩を書ける人が詩人なら頼まれて感...
しあわせと思える世界
元気に笑えること 夜眠れて 朝起きれるこ...
小屋
白髪のホームレスの女性は 子供みたいな ...
飢えた皮膚
飢えた皮膚から なにかが滑り 堕ち 貴方...
幻想は滴る
口から入った毛虫は 腹を食い破って ...
ツギハギだらけの心繕うように
かわいげのない子どもでした 大人のずるさ...
最初のサラバンド
永日や 栄える園池 貴姉の声 優しく曇る...
電車の剣道家
ビル街で 午時の多衆や さあ五人 の殺害...
魂で動く
脳の命令が 届かなくなった時 神経が沈黙...
水滴もしくは
ほどけていく 朝の気配と 牛乳だけが白い...
人と社会と波と
他人の色眼鏡で見る世界は楽しいですか ...
一超撫子
野風の手 居合道家な 照る野太刀 背が高...
3時の改変
まどろみつかれて 3度目のめざめ 時計は...
詩芯ネット
あれだ。要するに詩人は詩人の心をもって生...
RISE AND FALL AGAIN
目の前の喜びに 気がつかない人達がいる ...
星の儀式
想いは沈み、 夜の静けさに息が漏れる や...
自分を助ける方法
そんなに自分は綺麗じゃない 少し過信され...
風
木漏れ日のように瞬いて 風が吹きよせると...
生きる〈第一〉別脳
君も、 そうでしょ とか言いながら ちが...
家さんをかたずけない(aristotles200の妻)
家さんをかたずけなくなって しばらくたっ...
白日夢
夢のように はじまる ひとつだけの物語 ...
『朝のリレー』から
発詩 『朝のリレー』から 脇 いろいろ...
ノスタルジー
こどもぽく かわいくて 大人みたいに 嘘...
一雫
ただ真剣に まっすぐに 信じて 飲み込ん...
絶望のガーゴイル
・朽ちた寺院、朽ちたガーゴイルの石像があ...
他でもない君へ届けることば
...
096
ときどき船になる ただ流されるだけの 木...