お留守番
ボクは楽しみに待っていたのです それなの...
訪れた春
くんくんくん、 あれ、この匂い、なんだろ...
怪談
たすけて、と 誰に言うでもなく 男の口か...
言葉
「うつくしいな」 目の見えない私に、無口...
Rain Drop
全然予定通りじゃない日曜日 期待外れのエ...
雪柳
「雪柳」 裏池に 夕日点々 風一笑 お花...
満開
「満開」 ユキヤナギの向こうにユキヤナギ...
変われない
“見ないうちに変わっていった世界” それ...
現代
ホピ族のカレンダーには一日が無い しどろ...
議論
抑止力、と賢いあなた 懐に銃口が鈍く光る...
祝典
彼には、ネコ科動物のものに似た耳と尾の他...
忘れてきたもの
二人で歩いた ある日の夜に 一つの忘れ物...
壊れた優しさ
声が枯れ 脳が枯れ 歌声を響かせ 自分は...
冷え性
指先にぽつりと 駅ができた 誰もいない ...
残業
“神は信じられて神になるとは...
孤独の箱
「死ねばいいのに」 この一言で全てが変わ...
成績とは
成績とは何だ 学業か 仕事か 何故其れに...
雨上がり
ぽたっぽたっ 僕は濡れて帰ってきた 「あ...
注射讃美
チクリ 蚊のヤツよりも大きな針 時間が経...
眠い、はずなのに………
眠い 朝から起きるなんて 到底無理 眠い...
一途な恋、僕の。
“一途な恋は必ず結ばれる、私はそう信じて...
渦のなか
思考停止の渦と排水溝 お前の言葉はどこに...
軌道
全方向に 回転する無限層 加わる偏心回転...
蝉の音
蝉が鳴く 気に留めない 蝉が鳴く 気に留...
鏡合わせの毎日
私は毎朝鏡を見る 右手を動かしたら鏡の中...
処方
「せめて死ぬのが楽になるようにこの薬を毎...
散る景色
「散る景色」 散ると云うよりも 儚さを積...
浅く
潮が引いていく 遠浅の海に 膝を浸し...
隙
君の出来ないを見ると、 安心する ぼくの...