ハイパーリアリズム
水力発電所から煙があがっている なんだか...
風のように
目立たない人たちが いる。 オフィスのフ...
寓話 貪欲
友人の家には とても親切な おじさんがお...
寓話 寛容の樹
宮殿の庭に 「寛容の樹」と呼ばれる 大木...
独
「いつだったろうね 自分を否定し始めたの...
フェルミ・パラドックス
たまには ボニー&クライド 震え...
むし、ふかし
おと こえ ことば きみのつくるその世界...
うたは、はかない
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偽
偽りの表情 相手に調子を合わせて 状況に...
スーパーリアリズム
ポンプリングのしまったまま、明けて行く空...
約束
...
ハツのいのち
昨夜の味噌汁には 黒い目の海老と、刻んだ...
束の間の友情
ぼくの海の底で 出会った秘密のともだちよ...
海にまぐわうひと
肌をあわせるのなら太陽のもとで 副作用を...
女の子
あなたに愛が 届けば良いと 描き始めまし...
月の隠れる夜に
欠けゆく月を合図に始まる 妖精達のロンド...
ひょうたん
これは栄華を運んでいた舟 竜骨は腐りかけ...
MY MEMORIES
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次発
次に発車する列車は どこへ向かうのだろう...
雨
それは 厚い雲のハンカチで 拭い切れなか...
ボーカル
そして歌声がかき消されて、しかも 血も流...
ある言葉
言葉は諸刃の刃だ 言葉で人は死ぬ 言葉で...
砂
さらさらと 音を奏でながら 時間の流れと...
社会人としての心得
あたしが喋ると無駄に増える 酸素と二酸化...
ざぶん
誰も代わることのできない人よ ルーレット...
どきどきする
心の奥から言葉を絞り出す 自分の率直な気...
悲しみ
破れた夢は涙の海の難破船 先へも行けず ...
002
緩やかな人影が 街の余白を行き交う 少し...
敗北
過去があって現在がある 現在があって未...
voice
もう君は独りじゃないから そのままの君で...